Xiaomi 14 UltraやXiaomi Pad 6S Proなどが日本で発売されることが発表されました。
日本最高水準のカメラスマホ14 Ultra
Xiaomi 新製品発表会(2024上期)にて、Xiaomi 14 UltraやXiaomi Pad 6S Proなどが発表されました。
Xiaomi 14 UltraはXiaomi 13 Ultraをより洗練したような後継モデルで、全体的に高性能かつ省電力にアップグレードされておりSnapdragon 8 Gen 3にSONY LYT-900 1インチセンサーカメラ & 可変絞り、テレマクロ撮影もできる3.2x / 5x望遠カメラを搭載しています。
これまでXiaomi JapanはXiaomi 13T Proなどの廉価ハイエンドシリーズまでしか投入していなかったため、満を持して最上位モデルが日本に登場することとなります。
Xiaomi 14 Ultra | |
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OS | Android 14 |
RAM | 16GB LPDDR5X |
ストレージ | 512GB UFS 4.0 |
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.73インチ QHD+ 3200 x 1440 アスペクト比 20:9 120Hzリフレッシュレート AMOLED |
サイズ | 161.4 × 75.3 × 9.2mm |
重さ | 219.8g |
SIM | nano SIM + nano SIM |
リアカメラ | 50MP (OIS / Sony LYT-900) + 50MP (超広角 Sony IMX858) + 50MP (OIS / 3.2x望遠 Sony IMX858) + 50MP (OIS / 5x中望遠 Sony IMX858) |
フロントカメラ | 32MP |
バッテリー | 5,000mAh |
USB端子 | USB Type-C (USB 3.2 Gen 2) |
バンド | 5G NR: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/79 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66 4G: LTE TDD: 38/40/41/42/48 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: 2/3/5/8 |
背面のレザー素材は新素材にアップグレードされ、IP68防水防塵で摩耗や黄ばみにより強くなっているそうです。
Xiaomi 13 Ultraではカメラ周りが盛り上がったようなデザインでしたが、Xiaomi 14 Ultraでは平らになりました。
Snapdragon 8 Gen 3を搭載しており、メモリはLPDDR5X、ストレージはUFS 4.0です。
ネイティブダイナミックレンジは9.5倍改善したという1インチセンサーのSONY LYT-900をメインカメラに採用。
消費電力も削減されているため、従来より長く撮影ができるようになります。
可変絞りも搭載しており、LEICA Summilux・8Pレンズ採用です。
ストリートモードでは最短0.7秒で素早く撮影できます。
超広角、3.2倍のポートレートレンズと5倍の潜望鏡望遠にはすべてSONY IMX858が使われています。
10cm・30cmマクロ撮影ができ、ボケが不自然になりやすいペリスコープ望遠を使わなくてもテレマクロ撮影できることが大きなメリットになりそうです。
Xiaomi 13 Ultraではテレマクロ撮影しにくかったため、撮影の幅が広がります。
Xiaomi AISPを搭載し30倍ズーム以降ではAIでの高解像度化も選べるため、より綺麗なズーム撮影ができます。(オフにもできます)
ディスプレイは2K 3200 x 1440解像度で、4辺すべてが微妙にカーブしています。
輝度は最大3000nitとしており、LTPO 120HzリフレッシュレートやDC + 1920Hz PWM調光にも対応しています。
Xiaomi Shield Glassを搭載したことでスクリーンの耐落下性は10倍になり、バックパネルの耐摩耗性は6倍改善されたそうです。
ミドルフレームの耐屈曲性は2倍になっています。
バッテリー容量は5000mAhです。
Xiaomi Surge P2充電チップ、Xiaomi Surge G1バッテリー管理チップを搭載することでバッテリー寿命が改善されているそうです。
90W有線充電と80W無線充電に対応し、ワイヤレス充電でも有線と変わらないレベルで急速充電できるようになりました。
有線だと33分、無線だと46分で満充電できます。
Xiaomi 14 Ultraの対応バンドは
- 2G:GSM:850/900/1,800/1,900MHz
- 3G:WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- 4G:LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
- 4G:LTE TDD: 38/40/41/42/48
- 5G:n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/66/77/78/79
と多く、Y! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamoなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。
残念ながらFeliCa・おサイフケータイは非搭載ですが、カメラ性能が高いスマホが欲しい方はぜひ購入しましょう。
Xiaomi 14 Ultraの人気が高まれば15 Ultra (仮) でFeliCa対応になる可能性が高まります。
Xiaomi 14 Ultraは5月16日より199,900円で発売されます。プロフォトグラフィーキットが付属するため、実質的にはグローバル版とほぼ変わらない価格です。
高性能タブレットXiaomi Pad 6S Pro 12.4
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4も日本市場に投入されます。
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4は12.4インチ3K解像度のディスプレイを搭載しており、144Hzリフレッシュレート対応です。
明るさは最大900nitで、アスペクト比は3:2となっています。
MIUIではタブレット向けの機能が少なめでしたが、Xiaomi Pad 6S Pro 12.4ではXiaomi HyperOSをプリインストールしており画面分割やアイランド通知、PC連携などが強化されているそうです。
別売りのキーボードケースを使用すれば、ノートPCのような使い方をすることもできます。
タブレットといえば低スペックなものが多い中、Xiaomi Pad 6S Pro 12.4はSnapdragon 8 Gen 2を採用。
最新の8 Gen 3に比べれば型落ちではあるものの、TSMC製のおかげで高い省電力性と処理能力を両立しており、Snapdragon 870やGoogle Tensor G2とは比べものにならないほど高性能です。
また、Wi-Fi 7に対応しているためWi-Fi 7ルーターを用意すれば従来よりも高速かつ安定した通信が可能となります。
残念ながらXiaomi Pad 6と同じくGPS非搭載で、Wi-Fi・Bluetoothでしか位置情報は取得できません。
前モデルXiaomi Pad 6 Proでは67W充電にしか対応していなかったところ、Xiaomi Pad 6S Pro 12.4では120Wでの急速充電ができるようになりました。
35分で100%まで充電でき、最長で22日ほどスタンバイできるそうです。
バッテリー容量は10,000mAhと大容量です。
Dolby Atmos対応のステレオスピーカー搭載です。
4つの中低音用スピーカーと2つの高音用スピーカーを組み合わせており、サラウンドサウンドがより強化されているそうです。
大画面で高性能なタブレットが欲しいという方におすすめです。
69,800円~で販売されています。
ほかにもRedmi Note 13 Pro+ 5Gなどが日本で発売されることが発表されています。
POCOも今後新機種を日本に投入する計画があるようですし、ミドルレンジだけでなくハイエンド市場でも価格破壊をしてくれることに期待です。