NiceHCK DB2をいただきました。
安価ながらもバランス良し
NiceHCK DB2は1DD+1BAを搭載したイヤホンで、10mm チタンメッキグラフェン振動板を採用しています。
やや低音が強めな傾向のフラットなサウンドです。
ケース、ケーブル、ケーブルホルダーとイヤーピース2種が入っています。
パッケージ、内箱、カードとイメージキャラクターTian Huiのイラストがふんだんに使われています。
ケーブルは0.78mm 2ピンで、耳に掛けやすいようになっています。
ピンが折れにくいようカバーが付けられています。
4,000円切りとは思えない美しいデザインのフェイスプレートです。
シェルは透明になっており、中のパーツが見えます。
ビルドクオリティが良く安っぽさは感じません。
イヤホンの重さは両耳で9.4gと軽めです。
装着感も良く、落ちそうになることはありませんでした。
感度107dB、インピーダンス16Ωです。
定位感
定位感は特に問題なく、上下左右の動きもはっきり感じられました。
音場はやや狭い印象で、特にボーカルなどは近めの位置から聞こえるように感じることが多いです。
低音
全体的にはバランスが良くフラットに近い印象で、低価格イヤホンにありがちな低音がどぎついドンシャリではありません。
ベースの存在感が適度にありドラムなど低音がやや強めに聞こえます。
どちらかというと男性ボーカルの曲のほうが合うように思いますが、女性ボーカルの曲でも十分良いです。
高音
高音は低音に比べればやや控えめな印象です。
潰れたように聞こえることは少なく、サ行が刺さるような感じもなくクリアです。
4,000円切りのイヤホンとしては優秀な部類で、音のバランスや質感が良いです。
2024/03/08現在HiFiGoでは3,432円、Amazonでは3,980円で購入できます。マイクありのバージョンもあります。