水月雨 MOONDROP MIAD01がHiFiGoにて発売されました。
音楽を重視しつつ普段使いに十分な性能も
イヤホンなどで有名なオーディオブランドMOONDROPから、なんと音楽特化のスマートフォンMOONDROP MIAD01が登場しました。
MOONDROP MIAD01は4.4mmバランスと3.5mmシングルエンドのイヤホンジャックを備えており、Cirrus LogicのDACを2基搭載しています。
Androidスマホでよく問題となるSRCは4.4mmバランス出力では回避しているそうで、100段階の音量調節も可能です。
シンプルなOS
Android 13ベースのAOSPに近いスタイルのOSを搭載しています。
設定→アプリ→Google Basic Servicesをオンにすると自動でPlayストアがインストールされますが、Playプロテクト認定は通っていないため銀行アプリなどがインストールできません。クイック共有 (ニアバイシェア) やロケーション履歴などは利用できます。
BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACに対応しているそうです。
ディスプレイは6.7インチ2460 x 1080解像度のAMOLEDで、120Hzリフレッシュレート対応です。
Bootloader Unlockも可能で、root化すればPlayプロテクト認定済みにできます。
MediaTek Dimensity 7050搭載
MOONDROP MIAD01はMediaTek Dimensity 7050を搭載。
2022年に発表されたDimensity 1080のリネーム品のため性能はそれほど高くありませんが、ゲーム等以外の普段使いには十分でしょう。
重さは202gでバッテリー容量は5,000mAhです。
USB PD 33W充電に対応し、USB 3.1 Gen 1で高速なデータ転送ができます。
12GB LPDDR4Xメモリと256GB UFS 3.1ストレージを搭載し、2TBまでのmicroSDカードでの容量追加もできます。
デュアルSIM対応で、対応バンドは
- GSM: B2/3/5/8
- WCDMA: B1/2/4/5/8
- LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28(A+B)/38/40/41/66
- 5G: N1/3/5/7/8/20/28/41/77/78
となっており、Y! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線向きです。
“良くはないけど動く”64MPカメラ
MOONDROP MIAD01は音楽に特化したスマホのため、メーカーが直々に「画質は良くないけれど動作はする」と言うほどカメラには力は入れられていません。
それでもリアカメラは64MP、フロントカメラは32MPですし、画質を追求しないシーンでは十分だと思います。
MOONDROP MIAD01は$399で購入できます。技適取得中で、日本でも販売予定があるそうです。