FIIO KB3をいただきました。
DAC内蔵のメカニカルキーボード
FIIOといえばオーディオ製品で有名ですが、なんと今回DAC内蔵のメカニカルキーボードがFIIOより発売されました。
CS43131を2基搭載しており、3.5/4.4mmジャックが用意されています。
550mW出力とパワフルで、32bit/384kHz・DSD256にも対応しています。
説明書とUSB Type-Cケーブル、キートップを外すためのピンセットが付属しています。
75%レイアウトで幅がやや狭め
FIIO KB3はフルサイズキーボードよりは幅を取らないレイアウトになっています。
コンパクトになりつつも矢印キーやPageUp / Down、Delはあるので、サイズと使い勝手のバランスは取れていると思います。
Print ScreenやEndキーなどが存在しないため、必要な場合はキーマッピングしないといけません。
全てのキーがホットスワップ対応となっています。
Gateron G Pro 3.0 Yellow Switch採用とのことです。
ビルドクオリティは良く、快適な押し心地です。
重さは約1kgとずっしり来る重量感で、机の上に置いてもちょっと押すぐらいではズレません。
持ち運びには向いていないため、基本は据え置きで使うことになるでしょう。
キーがある面だけアルミニウムで、ベース部分はプラスチックです。
FIIO KB3はFIIOのサブブランドであるJade Audioの製品ということになるようですが、Jade Audioロゴは背面に小さく書かれているだけです。
USB接続するだけでOK
FIIO KB3はUSB Type-CケーブルでPCと接続するだけで、キーボードとDACとして認識されます。
ドライバー不要でセットアップは楽です。
USB Type-Aポートが2つあるため、PCのUSBポートが足りない場合に役立ちます。
左側面には3.5mm・4.4mmイヤホンジャックがあります。
3.5mmではTRSSヘッドセット対応なので、ちゃんとマイクも使えます。
別途USB DACを用意しなくてもキーボードに挿すだけで高音質な音楽再生ができるようになります。
すっきりとした机で音楽を楽しみつつPCを操作でき、特にPC本体のイヤホンジャックが遠すぎる場合には窮屈さが薄れてより快適になります。
音量調節できるノブが便利
FIIO KB3の右上には、DACと同じようにボリュームノブが配置されています。
無段階 (Windows 11では動かすたび音量が2ずつ変化) で調整できます。
押すとミュートできます。
普通のキーボードだとファンクションキーでないと音量操作できないことが多いですし、DACと同じような操作感で使えて便利です。
RGBライトでキーが光る
FIIO KB3はRGBライト搭載のため、数パターンで鮮やかに光ります。
ゲーミングっぽさを求めている方には良いと思います。
もちろん光るのが嫌ならF3・F4キーで点灯パターンを変更し、全く光らせないようにできるので安心です。
個人的には光っていない状態のほうが、半透明なキーキャップと黄色スイッチの組み合わせが映えて格好良いように思います。
FIIO KB3はDACとメカニカルキーボードが綺麗に融合しており、PC使用中に高音質な音楽再生を楽しみたい方におすすめです。
必要なキーが揃ったコンパクトなレイアウトで場所をとりにくいですし、DAC・DAPのようにボリュームノブがあるおかげで音量操作もしやすいです。
$159.99~で購入できます。