あのPOCO F1の後継機種となるPOCO F3、POCO X3 Proが発表されました。
4G & 5Gコスパモンスター
POCO X3 Proは世界で初めてSnapdragon 860を搭載するスマートフォンで、立ち位置としてはPOCO X3のパワーアップ版です。
ただしその差はあまりにも大きく、Snapdragon 865並の性能を持っている上に高速なUFS 3.1ストレージに8GBメモリまで搭載しており、もはや別物レベルのスペックです。
にもかかわらず価格は$199 (約2.2万円) ~とむしろPOCO X3よりも安くなっており、X3の立場がありません。
POCO X3から他のスペックは引き継いでおり、6.67インチ 120Hzリフレッシュレート、240Hzタッチサンプリングレートに対応しています。
対応バンドは
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900 MHz
3G WCDMA: B1, 2, 4, 5, 8
4G LTE FDD: B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 20, 28
4G TDD-LTE: B38, 40, 41
で、Y! mobileやSoftBankといったSoftBank系の回線に適しています。
AliExpressで販売される予定です。
対する5Gのコスパモンスター、POCO F3はRedmi K40のリブランドで、E4材料のSamsung AMOLEDディスプレイ搭載です。
ピーク時1300nitsでフレーム補間してくれるMEMCまで搭載しています。
もちろん120Hzリフレッシュレートにも対応しています。
大画面ながらも196gと比較的軽めで、薄さ7.8mmのおかげで数値よりも軽く感じます。
個人的には888よりもバランスが優れていると感じるSnapdragon 870搭載で、原神もグラフィック最高設定で50~55FPSを維持できます。
タッチサンプリングレートは360Hzと他社ハイエンドに引けを取らないレベルです。
ステレオスピーカーはMi 11のharman/kardonスピーカーと遜色ないレベルの迫力です。
残念ながらX3 Proとは異なり、3.5mmイヤホンジャックやmicroSDカード対応はありません。
カラーはホワイト、ブラック、ブルーの3色で、ブルーは3種類の青色が異なる表現で使われているという独特なデザインです。
地味にうれしい側面指紋認証センサー搭載で、一般的な電源ボタンを兼ねたセンサーと違って出っ張っているため、持ったときに押しやすいです。
認証スピードはMi 11の画面内指紋認証センサーよりも速く、快適です。
対応バンドは
- 2G GSM: 850, 900, 1800, 1900 MHz
- 3G WCDMA: B1, 2, 4, 5, 8
- 4G LTE FDD: B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 20, 28, 66
- 4G LTE TDD: B38, 40, 41
- 5G: N1, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 41, 77, 78
です。VoLTEはコマンドで簡単に有効化できるため、楽天モバイルでも自社回線エリアなら使えます。
POCO F3は$299 (約3.3万円) ~で購入できます。
POCO F3は3月29日発売予定で、弊サイトでも後ほどレビューを公開します。