Xiaomi Smart Band 7 NFCをいただきました。
目次
より大画面化が進み、ついに常時オンディスプレイを搭載
Xiaomiの人気スマートバンドの最新モデル、Xiaomi Smart Band 7が中国やグローバルで販売開始されています。
Mi スマートバンド 5では1.1インチ、Xiaomi スマートバンド 6では1.56インチだったディスプレイは、Xiaomi Smart Band 7では1.62インチへとさらに大画面化しています。
さらに常に時計を表示しておける『常時オンディスプレイ』にまで対応したため、腕を上げなくても素早く時刻をチェックできるようになりました。
健康モニタリングの機能面でも改良されており、血中酸素濃度のモニタリングが可能となっています。
モデル名 | Xiaomi スマートバンド 7 NFC |
画面サイズ | 1.62インチ |
防水規格 | 5ATM |
バッテリー持続時間 | 最大15日間 |
本体サイズ | 46.5 x 20.7 x 12.25mm |
重量 | 13.8g (バンド込みで25.7g) |
今回レビューするのは中国版のXiaomi Smart Band 7 NFC M2130B1です。
日本語での正式名称は『Xiaomi Smart Band 7』で、Mi Band 7やMi スマートバンド 7ではありません。
NFCなしのM2129B1はすでに技適を通過していますが、残念ながらNFCありのM2130B1には技適マークはありません。
説明書とマグネット充電ケーブルが付属しています。
Xiaomi スマートバンド 6と同じ充電ケーブルを使い回せます。
バンドを取り外す手間がなく、くっつけるだけで充電を始められるので楽です。
充電には約2時間かかります。
25.7gと軽量で軽い付け心地
Xiaomi Smart Band 7はバンド込みで重さ25.7gです。
とても軽く、付けていても邪魔になりません。
大画面・高機能化しているにもかかわらず、Xiaomi スマートバンド 6の重さ23.9gから増えているのはわずか1.8gです。
明るさは最大450nitsから500nitsへと改良
Xiaomi スマートバンド 6ではディスプレイの明るさは最大450nitsでしたが、Xiaomi Smart Band 7では500nitsへと少し改良されています。
明るさの自動調整には対応していません。
タップかスワイプで画面を点灯させるオプションがあります。
Xiaomi Smart Band 7 NFCのストラップ・バンドだと留め具の部分に金色のリングが付けられています。
ちょっとしたことですが、上位モデルらしい高級感が出ています。
なお、バンドはXiaomi スマートバンド 6用のものなど過去のものとは互換性がありません。
一応付けられなくもないですが、ぴったりとは入らないですしバンドへの負荷がかかってしまいます。
大画面化は嬉しいものの、替えバンドがほぼ毎回買い直しになってしまうのは残念です…。
画面タッチへの反応はこれまでのモデルとあまり変わらず、ワンテンポ遅れる感じがします。
コンパクトなので性能を向上しにくいでしょうし、仕方がないと思います。
NFC版ではAlipayなどのNFC決済ができるオプションが用意されているものの、日本国内ではあまり使うことはないと思います。
中国に行った際にはかなり役に立つと思います。
ホーム画面を左右にスワイプすると、デフォルトではXiaomiの音声アシスタントやNFC決済のメニュー、音楽コントロールなどの画面に遷移します。
ボタンが小さく押しにくいですが、スマホの画面を触らずに手元で再生や一時停止などができます。
Mi FitnessかZepp Lifeどちらでもペアリングできる
Xiaomi Smart Band 7とスマートフォンとのペアリングには、Mi Fitness (旧Xiaomi Wear) または Zepp Life (旧Mi Fit) を使います。
以前からXiaomiのスマートバンドを使っていた方は、そのときと同じアプリを使うことで過去のデータを引き継げます。
中国版の場合、アプリの初期設定で出てくる地域は中国にしないとペアリングに進めませんでした。
地域設定を中国にしても、アプリ自体は日本語のままで使えます。
アプリのホーム画面では、このように心拍数や歩数、血中酸素レベル、カロリーなどをグラフィカルに表示してくれます。
日、週、月ごとにグラフを詳しく表示できます。
睡眠モニタリングも可能で、レム睡眠の時間や睡眠の質を表示できます。
血中酸素レベルは手動での計測だけではなく、動いていないときに自動的に計測してくれる「終日トラッキング」が追加されました。
自分で意識することなく測定できるため、アラートも設定しておけば気がつかないうちに危ないレベルになってしまっていた時にすぐ気付きやすくなります。
睡眠モニタリングでは、マイクを活用して呼吸スコアを算出させることもできます。
このようにアプリ内で詳しい説明も入れてくれるため、分かりやすいです。
スマートフォンにきた通知をXiaomi Smart Band 7でも通知する『アプリ通知』オプションでは、Gmailを含めすべてのアプリを個別にオンオフできます。
日本語フォントで表示してくれるため、違和感なく読めます。
グローバル版Xiaomi スマートバンド 6、5、4の表示と比べると、Xiaomi Smart Band 7は文字が少し小さめで1行に6文字入っています。
日本版だとフォントサイズを大きめに調整してくれる場合があるので、文字が少しでも大きい方が良ければ日本版の詳細を待ったほうが良いかもしれません。
Always on display (常時オンディスプレイ) など一部の設定Xiaomi スマートバンド 7本体でないと設定できないことがあります。
常時オンディスプレイは装着中だけ自動的にオンにする「Smart」にしたり、有効にする時間帯を設定したりできます。
心拍数、血中酸素レベル、睡眠モニタリングをオンにして常時オンディスプレイを有効にした状態だとバッテリー消費は1時間に1%ほどでした。
Xiaomi Smart Band 7は常時オンディスプレイに対応したことで、時刻チェックをどんな状態でもすぐできるようになったため、腕を上げたりタッチしたりする手間がなくなりました。
心拍数に加えて血中酸素レベルも自動的に測定してくれるようになりましたし、より気軽に自信の健康状態を把握したいという方におすすめです。
NFC非搭載のグローバル版はイタリアAmazonなどで販売されています。
日本版も正式に販売開始されました。