大人気だったMi Pad 4から約3年、ついにXiaomiが新しいAndroidタブレットを発売します。
Snapdragon 870搭載
Xiaomiはかつて小米平板4・Mi Pad 4シリーズとしてSnapdragon 660を搭載したタブレットを販売していました。
当時としても珍しかったミドルレンジSoC搭載でスペックが良く、人気を博していました。
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およそ3年経った2021年8月10日、今回ようやく後継製品となる小米平板5・Xiaomi Pad 5が発表されました。
今回はMi Pad 5ではなく、Xiaomi Pad 5が正式名称になるようです。
Xiaomi Pad 5は11インチ・2.5K 2560×1600解像度のLCDディスプレイを搭載しています。
120Hzリフレッシュレートに240Hzのタッチサンプリングレート、Dolby Visionや10億色表示にも対応しています。
Mi Pad 4の頃はただのタブレットでしかありませんでしたが、今回はスタイラスペン操作に対応。
イラスト作成やPDFファイルへのメモ書きなど、色々な用途に使えるようになります。
スタイラスペンは020-210098として技適を通過しているため、日本でもリリースされることはほぼ確実です。他の企業だと展示用などで取得することもありますが、Xiaomiはハードウェアの利益率を5%以下に抑えると宣言しているため、販売しない製品で無駄に技適を取得することはまずありません。
キーボードやマウスを接続してPCのように使うこともできます。
通常ケースは99CNY、キーボードケースは399CNYで購入できます。
Xiaomi Pad 5 Proが搭載するパワフルなSnapdragon 870に加えて放熱性の良さが加わり、リソースドカ食いの原神でも60FPS設定で平均57FPSとかなりスムーズな動作が可能となっています。
Xiaomi Pad 5はSnapdragon 860搭載です。
Xiaomi Pad 5 Proのバッテリーは8600mAhです。
重さは515g、厚みは6.86mmとなっています。
タブレットとしては珍しく、67Wもの高速充電に対応しています。
Xiaomi Pad 5は33Wまで、Xiaomi Pad 5 Proは67W対応で、67Wでは67分で100%まで充電できます。
Xiaomi Pad 5 Proではスピーカーが合計8つも搭載されています。
iPad Proなどと比べてもパワフルな音楽再生が出来るそうです。
5G対応モデルも用意されているようです。
対応バンドは
- GSM:B2/3/5/8
- CDMA 1x/EVDO:BC0
- WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/19
- LTE TDD:34/38/39/40/41/42
- 5G: n41/77/78/1/3/28a
となっており、日本のプラチナバンドもそこそこ含んでいます。
Google PlayのデバイスカタログにもXiaomi Pad 5 Pro・M2105K81ACなどが登録されておりファームウェア内にもGmsCoreがあるため、Playストアさえインストールすれば中国版でもGoogle Playが使えるはずです。
なお、デバイスカタログに載っているからと言ってグローバル展開されるとは限りません。(Mi Pad 4も登録はされているため)
Xiaomi Pad 5は1999CNY~ (3.4万円)、Xiaomi Pad 5 Proは2499CNY~ (4.3万円)で購入できます。
これほどのスペックで3万円台から買えてしまうのは破格すぎます。
性能的にはGalaxy Tab S7をも上回るレベルですし、AMOLEDではないというのが弱点ではありますが、逆に同じような画面を表示させたままになりやすい用途で使う方にとってはLCDのおかげで焼き付きの心配はありません。
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AliExpressではグローバルバージョンを名乗るものが販売されています。