Xiaomi 13 Ultraが発表されました。
可変絞りや過焦点距離モードなど高機能
初の1インチセンサーカメラ搭載だったXiaomi 12S Ultraの後継モデル、Xiaomi 13 Ultraが中国・グローバルにて発表されました。
SONY IMX989のほかの3つはすべて50MP SONY IMX858を採用し、超広角・望遠・中望遠となっています。
6つの焦点距離で自動的にレンズが切り替わり、10x・240mmでもディテールに優れた写真撮影が可能とのことです。
ストリートモードでは過焦点距離モードと呼ばれる、近くにある被写体のほか無限遠 (かなり遠方にあるもの) にもピントが合うようになるモードを利用できるためパンフォーカスの写真撮影が楽にできそうです。
8P Summicronレンズも搭載しています。中国メーカーにありがちな過剰なシャープネス重視ではなく、正確なディテールや色合いで撮影できるそうです。
Xiaomiスマホでは初の可変絞りも搭載。
光量を調整できるため、1つのカメラで撮影できる手法を増やせます。
シャッターボタン付きでコンデジのようなグリップとケース、さらにフィルターまで付けられる67mmアダプターのセットも発売されます。
シャッターを切れるだけのものなら100均でも売っていますが、このグリップだとシャッター半押しやズーム操作までできるそうです。
また、350mAhのバッテリーを搭載しておりUSB Type-C充電できるため、コイン電池をストックしておく必要もなくスマートです。
Xiaomi 13 Ultraだけでなく同じよう名サイズの他社スマホに取り付けることもできます。
Xiaomi 13 UltraはSnapdragon 8 Gen 2を搭載しており、最大構成は16GB LPDDR5Xメモリ + 1TB UFS 4.0ストレージです。
背面は第二世代のナノスキンレザーとなっています。
汚れに強く、長期間使用しても綺麗なままで使えるそうです。
IP68防水防塵にしっかり対応し、水に濡れやすい場所での撮影も安心して行えます。
これまでXiaomiはハイエンドモデルではSamsung製AMOLEDを好む傾向にありましたが、ついに決別しTCL C7材料を採用。
ピーク輝度は2600nits、全白で1300nitsと明るいディスプレイで、6.73インチ 2K解像度です。
LTPO、120Hzリフレッシュレート対応です。
バッテリー容量は5,000mAhで、90W急速充電と50Wワイヤレス充電に対応しています。
バッテリー残量1%でも60分使えるという制御を独自チップSurge P2・Surge G1で実現しているそうです。
USB Type-CポートはついにUSB 3.2 Gen1に。高速なデータ転送が可能です。
対応バンドは
- 5G:n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 / n79
- 4G:FDD-LTE:B1 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 /B18 / B19 / B26
- TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42
- 3G:WCDMA:B1 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19
- 2G:GSM:B3 / B5 / B8
- CDMA 1X:BC0
です。
Xiaomi 13 Ultraは中国では5999CNY~、最大構成の16GB+1TBは7299CNYで購入できます。
これほど進化しているというのにXiaomi 12S Ultraと同じ価格でスタートするとは…。