TRN MT1 MAXをいただきました。
リケーブルで劇的変化
TRN MT1 MAXは10 mm ダイナミックドライバー搭載のイヤホンです。
付属品は0.78mm 2ピンケーブル、イヤーピース (S・M・Lサイズ)、説明書などです。
最初からイヤホンに付いているMサイズと他のサイズのイヤーピースは材質が異なっています。
せっかくであれば統一してもらいたかったです。
ゴムっぽい手触りのケーブルで、耳に掛けやすいようになっています。
私の個体だけかもしれませんが、付属ケーブルはかなり音質が悪く低音がスカスカで、まるでラジオの音を聞いているかのような状態でした。
MUSE HiFi ME1のケーブルに付け替えると、低音がしっかりと鳴り高音もクリアに聞こえるようになりました。リケーブルでここまで違いがはっきり分かるほど変化があったイヤホンは初めてです。
透明なシェルで、中のパーツが透けて見えます。
チューニングスイッチが付いており、SIMピンで動かすことで調整できます。
ただ、肝心の組み合わせは説明書には一切書かれていません。
商品説明ページの画像を見ないと分からないというのは不親切だと思います…。
重さは両耳で約9.5gと軽量です。
感度108dB、インピーダンス22Ω、周波数応答範囲20Hz-20kHzです。
定位感
定位感は特に問題なく、上下左右の動きもはっきり感じられました。
低音
付属ケーブル装着時は低音がかなりスカスカで聞こえにくい状態でした。
MUSE HiFi ME1のケーブルに付け替えるとドラムやベースなどがはっきりと聞こえ、1,000円台の激安イヤホンとは思えない深みに改善されました。
高音
標準ケーブルでは高音やボーカルが強調された…というより低音が弱すぎて相対的に強く聞こえる状態でした。
リケーブル後は低音に負けない程度に明瞭に聞こえ、中音域が若干強めではあるもののバランスが良い感じです。
標準ケーブルの音質があまりにも微妙ではあるものの、リケーブルすれば1,000円台とは思えない音に改善されます。
スイッチ付きで好みの音に変えやすいですし、他イヤホンの2ピンケーブルがある方には良いと思います。
2023/04/27現在$12.80で購入できます。