REVOPOINT INSPIRE 3D スキャナーをいただきました。
5万円以下で精度0.2mm・最大18FPS
3DプリンターやVRなどで使える3Dモデルのスキャンには高価なスキャナーが必要なものですが、REVOPOINT INSPIREは精度0.2mmという鮮明なスキャンができる仕様でありつつ5万円以下と比較的安価です。
スキャン速度は最大18FPSで素早いスキャンができ、赤外線フィルライトとRGBライトを搭載しているため色々なものをスキャンしやすいです。
ミニ三脚やUSB Type-Cアダプター、サンプルの像のほか、USB Type-A to Cケーブルなどが付属しています。
スマホでスキャンする際に役立つモバイルバッテリー・スマホホルダー・2 in1 ケーブルについてはオプションとして別途購入できます。
スキャンする際に役立つターンテーブルやマーカーなどもセットになっています。
三脚ネジ & USB-Cでセットアップしやすい
REVOPOINT INSPIREはネジで三脚を取り付けるようになっており、付属品以外の三脚でもネジ穴サイズが一般的なものなら使えます。
USB Type-Cポートを採用しており、向きを気にせず接続できます。
付属ケーブルなら固定用のネジもあるので、不意に抜け落ちる心配はありません。
コンパクトで、外に持って行く場合でもあまりかさばりません。
マーカーがなくても綺麗にスキャンできる
REVOPOINT INSPIREでスキャンするにはRevo Scan 5というソフトが必要です。
PC用とスマホ用があり、PC用だと高度な処理ができるため基本的にはPCでスキャンしたほうが楽です。
初回起動時は校正が必要で、縦横に動かすだけで完了します。
過去のバージョンのRevo Scanから大幅に改善されており、スキャンのオプションや後処理が色々と増えています。
3Dスキャンをするにはマーカー付きのシートや黒い背景でないとうまくスキャンできないことが多いのですが、RGBカメラの「LED補助照明」や右下にある「有効なスキャン範囲を調整」を使うことで背景を気にすることなくスキャンできるようになります。
もちろんマーカーを使う方が一番良いものの、背景を覆えるシーンばかりではないですしスキャン範囲を調整するほうが楽です。
スキャンする範囲を狭くすることで背景をスキャンしないようになるので、スキャンした際のゴミを最小限に抑えられます。
スキャンはターンテーブルの場合1周させるだけで大丈夫で、何周もする必要はありません。
数十秒でスキャンは完了します。
赤外線を使うスキャナーが苦手とする黒色の物体も、露出設定やLED補助照明のおかげで綺麗にスキャンできます。
細かい部分はスキャン漏れが起きることがあるものの、大部分はスキャンできているので少しの手直しで済みます。
より綺麗にスキャンしたい場合はスキャンスプレーを別途用意して拭きかけると良いです。
スキャン後のメッシュ処理などは1クリックで行えます。
穴埋めや表面処理などを手動で追加処理することもできます。
スキャン漏れが起きた部分をひとまず修正しておきたいというときに便利です。
埋めたい部分をクリックし、適用すると綺麗に埋められます。
そのほか簡略化もできるので、ディテールよりも軽量化のほうが重要な場合はこのオプションでファイルサイズを小さくできます。
スキャン・後処理したあとはPLY・OBJ・STL形式でエクスポートして3Dプリンターなどで使えます。
Revo Scanのスマホ用アプリでも手軽にスキャンできます。
充電器・モバイルバッテリーかスマホにケーブルで接続すれば給電でき自由に動かしてスキャンできるため、特に大きな物体をスキャンしたいときにはこちらのほうが楽にできそうです。
Wi-Fi 6対応で、iOS機器ではWi-Fi接続にのみ対応しています。
スマホアプリからエクスポートすればPC版Revo Scanで後処理することもできます。
REVOPOINT INSPIREを使うと初心者でもかなり簡単に3Dスキャンできますし、スキャンにかかる時間も短く背景布の準備などをしなくても綺麗なスキャンができます。
スキャンを綺麗にするための機能が揃っているため初心者からプロまで、誰でも気軽に扱えます。
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