REDMAGIC 8S Proが中国にて発表されました。
最大3.36GHzの8 Gen 2を搭載
REDMAGIC 8S ProはSnapdragon 8 Gen 2 Leading Versionを搭載したゲーミングスマホです。
通常のSnapdragon 8 Gen 2は最大3.19 GHzで、これまではSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyのみ最大3.36GHzにオーバークロックされていましたが、ついに独占が外れGalaxy以外でもオーバークロック版を搭載できるようになりました。
LPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージを搭載しています。なんとメモリは最大24GBと、そこらのPCを超えるレベルです。
8 Gen 2 for Galaxy搭載のGalaxy S23 Ultraでは最高画質 864pの原神で実測平均44FPSとオーバークロックが全く意味のない結果となっていましたが、REDMAGIC 8S Proは冷却ファンやこれまでのゲーミングスマホのノウハウを活かしたチューニングにより120分のプレイで平均59.9FPSを実現しているそうです。
ただし秘境・深境螺旋での計測結果のようで、秘境では瞬間的な負荷はあっても継続的な負荷は小さいためスメールなどのフィールドではもう少し落ちるかもしれません。
それでも平均44FPSなどというひどい結果にはならないでしょう。
前モデルから引き続き独自のRed Core R2チップを搭載することにより、ショルダートリガーやRGBライト、スピーカーや触覚フィードバックなどの処理を受け持つことでSoCにかかる負荷を軽減してくれます。
インカメラを画面下に内蔵したUDCタイプで、直射日光に当てるなどしないとインカメラがあることが分からないレベルです。
eKYCや顔認証などで使える最低限の画質にしつつパンチホールのないフルスクリーンにできるため、ゲームや映像を邪魔するものは何もありません。
REDMAGIC 8S Pro+のバッテリーは6000mAhで、165W急速充電に対応しています。
14分で100%まで充電できるそうです。100V非対応なので日本では昇圧器を使わないと駄目ですが…。
REDMAGIC 8S Proでは80W充電までの対応です。
冷却ファンを内蔵しており、透明版なら動いている様子が分かります。
シルバー・ブラックの不透明版でもファンが回転しているようなイメージでRGBライトが点灯するようです。
Wi-Fi 7対応で、対応ルーターならレイテンシーは最小2msだそうです。
REDMAGIC 8S Proは4999CNY~で購入できます。
グローバル版が後ほど発表されると公式PRチームより連絡がありました。日本発売にも期待です。
144Hz・5G対応高性能タブレット
REDMAGICからついにゲーミングタブレット红魔电竞平板 5Gが登場することも発表されました。
正式な英語名称は不明ですがREDMAGIC Tablet・REDMAGIC Padなどだと思います。
144Hzリフレッシュレートに対応したディスプレイで、対応ゲームであればより滑らかな表示でゲームを楽しめます。
5G対応でGPS位置情報取得も可能です。
12.1インチLCDで、明るさは最大600nits、タッチサンプリングレートは240Hzです。
タブレットとしては珍しいSnapdragon 8+ Gen 1搭載です。
原神では深境螺旋の60分プレイで平均59.8FPSを実現したとのこと。
スメールの実測で平均59.1FPSを実現しているXiaomi Pad 6 Proのライバルとなりそうです。
10,000mAhと大容量なバッテリーを搭載。
80W急速充電に対応しています。
3899CNY~で購入できます。
タブレットについてはPRチームからグローバル版の予告がなかったため、中国限定の予定なのかもしれません。