pKVMが有効化されているPixel 6・7シリーズの端末でLinux VMを起動できるアプリが公開されました。
非rootでLinux環境を持ち運べる
Android 13ではpKVMと呼ばれる仮想化機能が搭載されています。
元々はセキュリティ強化のための機能なのですが、手を加えることでLinuxやWindowsまで仮想マシンとして起動できます。
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今回Danny Lin @kdrag0n氏が、pKVMが有効化されているPixel 6・7シリーズで簡単にLinux VMをセットアップできるようにするアプリ『Nestbox』を公開しました。
今のところPatreonで支援した人にだけ配布されています。
Android 13をプリインストールしたPixel 7シリーズでは最初からpKVMが有効化されているため、Nestboxを使えば非rootでLinux環境を使えます。
残念ながらPixel 6シリーズでは有効化されておらず、今のところBootloader Unlockとfastboot oem pkvm enable
コマンドの実行、root化が必要です。
Arch、CentOS、Debian、Gentoo、Ubuntuなど様々なLinuxディストリビューションに対応しています。
共有フォルダの利用も可能です。
バッテリー消費は少なく、3つのディストロを入れていてもアイドル時の消費電力は0.005%以下だそうです。
WindowsでいうWSL2のように手軽にスマホ上でLinux環境を使えるとは面白いですね。
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