OnePlus 9 / 9 ProにOxygenOS 11.2.4.4が配信開始されました。
4月セキュリティアップデートに
OnePlus 9 / 9 Proに配信開始されているOxygenOS 11.2.4.4では2021年4月のセキュリティアップデートが適用され、主に温度制御やリアカメラの処理が改善されています。
パッケージはxdaでリンクが公開されています。
更新内容:
- 充電の安定性向上
- エッジエリアでのキーボードの感度を改善
- 温度制御方法の改善
- ステータスバーのバッテリーアイコンが異常表示される問題を修正
- Google Fi SIMカードがまれに着信を受け付けない問題を修正
- 既知の問題を修正し、システムの安定性を向上
- Androidセキュリティパッチを2021.04に更新
- GMSパッケージを2021.03に更新
- カメラ画像の純度とアンビエンス性能の向上
- 背面カメラのホワイトバランスを改善
- 背面カメラの画像のオーバーシャープネスを改善
11.2.4.4の更新内容に含まれていたのかは分かりませんが、中国版にOxygenOSを焼いた時に発生していた「IMEIが変更されてしまう」問題も解消していました。
OnePlus 9シリーズ中国版にOxygenOSを焼く方法が公開。HydrogenOSと同様の流れで可能 – AndroPlus
カメラ画像はより自然な色合いに近づけるための改善がされている…のですが、実際にアップデート前と後で撮り比べたところ特に変わった様子はありませんでした。
20cmほど離れた場所で撮影したものをクロップして並べていますが、11.2.3.3.LE15DAに比べて11.2.4.4.LE15DAでは「ネピア」の文字の周りに白っぽい色がある (実際はGoogleカメラの画像のように白い縁はありません)、ノイズが混じっているなどむしろ悪化しているようにも思えます。
Googleカメラのほうがノイズが少なく、抑え気味の色合いで撮影できるので、今のところはGoogleカメラを使った方が良い結果になることが多いと思います。
3DMark Wild Lifeを40回連続実行した結果では、スコア5309→3240、バッテリーは23%消費、温度は26℃→42℃ (16℃上昇) でした。
11.2.3.3.LE15DAではスコア5811→3230、バッテリーは19%消費、温度は17℃→42℃ (25℃上昇) だったので、若干パフォーマンスを落としているようです。
今後のアップデートでさらなる改善がされることを期待します。