OnePlus Ace 2が中国にて発表されました。
帰ってきたフラッグシップキラー
2022年頃から迷走し始めたと揶揄されることが増えていたOnePlusですが、2023年はフラッグシップキラーとして復活を果たしそうです。
OnePlus Ace 2はSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しつつも価格を抑えたモデルとなっており、コストを抑えつつもゲーム性能や充電速度など普段使いに影響する部分は妥協していません。
Snapdragon 8+ Gen 1のほかにグラフィックスチップも搭載しており、原神などのゲームをフレーム補間することで、60FPSと同じ消費電力で120FPSプレイできるようになります。
一部対応ゲームでは1.5K解像度・HDR化することも可能です。
さらに独自のSUPERVOOC S電源管理チップも搭載し、バッテリー持ちが良くなっているそうです。
LPDDR5xメモリを搭載しており、8GBを廃止して12GBと16GBメモリモデルのみに絞ることでコスト削減を果たしているそうです。
原神への最適化にかなりの力を入れており、フレームレートはもちろんロード速度なども高速化されているそうです。
胡桃に続き、OnePlus Ace 2では香菱とのコラボモデルも4月に発売予定です。
120Hz対応1.5Kディスプレイ
OnePlus Ace 2は120Hzリフレッシュレートに対応した1.5K解像度のディスプレイを搭載。
6.74インチでエッジディスプレイとなっており、ピーク輝度は1450nits、100% DCI-P3です。
OPPOのフラッグシップモデルと同じパネルを使うことでコスト削減したようで、OnePlus 11とは異なり中央パンチホールになっています。
100W充電対応の5,000mAhバッテリー
バッテリーは5,000mAhと大容量です。
100Wで急速充電でき、10分で50%まで充電できるそうです。
急速充電といえばバッテリーへの負荷で寿命が縮まる心配がつきものですが、OnePlus Ace 2は独自技術により4年間使い続けても大きな影響がないとのこと。
安心して長く使い続けられます。
フレーム補間なしでもかなりの高性能
OnePlus Ace 2はフレーム補間なしのネイティブ動作でも高いパフォーマンスを発揮します。
中国版原神で810pへと高画質化された状態では、深境螺旋を1時間プレイして平均58.7FPSを実現したとされています。
原神以外のゲームでの長時間プレイでも高フレームレートを維持しています。
27Wの外付け冷却ファンもリリースし、ゲームモードには性能最優先のXモードが新たに追加されています。
フレームレート安定化機能などと合わせて使えば、ゲーミングスマホ顔負けの快適なプレイ環境が整いそうです。
12個の高性能なアンテナを搭載し、LinkBoost 4.0であらゆるネットワークシナリオに最適化されているとのこと。
赤外線ポートもあります。
OIS搭載IMX890カメラ
OnePlus Ace 2はカメラも抜かりありません。
OnePlus 11と同じSONY IMX890を搭載しており、メインカメラの画質は十分です。
メインカメラ以外のコストは抑えつつも、メインカメラはちゃんとOIS 光学式手ぶれ補正対応なので手ぶれすることはありません。
OnePlusらしさの象徴である、マナーモードなどを切り替えられるアラートスライダーも搭載しています。
対応バンドは
- 2G: GSM 850/900/1800MHz
- 2G: CDMA BC0( 800MHz )
- 3G: UMTS(WCDMA) bands 1/4/5/8
- 4G: TD-LTE bands 34/38/39/40/41
- 4G: FDD-LTE bands 1/3/4/5/8/28A
- 5G: NR:n1/n3/n5/n8/n28A/n40/n41/n77/n78
でY! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線や楽天モバイル向きです。
OnePlus 11では最初からVoLTEが使えたので、おそらくAce 2も同じでしょう。
OnePlus Ace 2は中国にて2799元 (約5.4万円) ~で販売されます。
グローバルではOnePlus 11Rとして発売されるようです。