Lenovoからなかなか尖ったAndroidタブレットが発表されました。
Snapdragon 870で高性能
Androidタブレットといえば低性能なものばかりで、ハイエンドなものはGalaxy Tab S7ぐらいしかありませんでした。
[sc_Linkcard url=”https://androplus.org/Entry/18072/”]ところが今回発表されたLenovoのタブレットYOGA Pad Proと小新Pad Pro 2021 (Xiaoxin Pad Pro 2021) はSnapdragon 870を搭載しており、Snapdragon 865 Plusを超えるほどの性能を持っています。
YOGA Pad Proは中国向けの名称で、グローバル・日本ではYoga Tab 13として発売されます。
Lenovo Yoga Pad Proレビュー。据え置き用途に最高なスタンド・映像入力対応13インチタブ – AndroPlus
YOGA Pad Pro YT-K606Fは13インチ 2K解像度・アスペクト比16:10のディスプレイを搭載しています。
4096段階の筆圧検知にも対応しており、ペンタブレットのような使い方もできます。
USB Type-Cケーブルを使ってYOGA Pad Proから他のモニターへ映像出力できるほか、micro HDMIケーブルを挿せばYOGA Pad Proの画面に映すことも出来ます。
例えばYOGA Pad ProをNintendo Switchのモニターとして使うこともできますし、タブレットとポータブルモニターという2つの役割を1台で済ませられるのは便利そうです。
10200mAhの大容量バッテリーを搭載しているおかげで、外部の電源がなくてもしばらく単体で動かせます。
背面にはキックスタンドがあります。
13インチと大画面なので、手に持って使うというよりは置いて使う用途が多くなりますし合理的ですね。
角度は自由に調整でき、逆さに吊して料理中にレシピを表示させたり、壁掛けテレビのように使ったりできます。
キックスタンド部分を活かしてスピーカーは9Wとタブレットとしてはかなり大きなものを搭載しています。
JBLがチューニングしたクアッドスピーカーで、Dolby Atmosにも対応しています。
Wi-Fi 6に対応しており、メモリは8GB LPDDR5、ストレージは256GB UFS 3.0で高速です。
中国版はGoogle Playストアが入っていませんが、すでにグローバル版ROMがアップロードされているため簡単にROM焼きできます。
Lenovo Yoga Pad Proレビュー。据え置き用途に最高なスタンド・映像入力対応13インチタブ – AndroPlus
Lenovo Yoga Pad Proは定価3999CNY (約6.9万円)で、AliExpressでは$682.33 (約7.5万円) で販売されています。
Yoga Pad ProはグローバルではYoga Tab 13として発売される予定で、技適マークもあります。
グローバル・日本での発売の発表日はまだ公表されていませんが、発売が楽しみですね。
【2021/06/28追記】グローバルで発表され、$680~で7月より発売されます。
小新Pad Pro 2021 (Xiaoxin Pad Pro 2021) は同じくSnapdragon 870を搭載していますが、ディスプレイが11.5インチ 2.5K OLEDとなっており、90Hzリフレッシュレートに対応しています。
小新Pad Pro 2021にはキックスタンドやモニターとして使う機能はなく、スピーカーも6Wとなっています。
大画面が必要でない人には小新Pad Pro 2021のほうが良い場合もあるかもしれません。
小新Pad Pro 2021は京東にて2499CNY (約4.3万円) で販売されます。
GIZTOPでは6月1日まで$100オフの$469 (約5.1万円) で購入できます。