海外からガジェット・スマートフォンなどを輸入する際、FedExに関税・消費税特別手数料1,000円を払っていませんか?それ、0円にできます。
簡単な登録で紙の請求書も手数料もゼロに
京東・JDなど海外からFedExを使って輸入する場合、消費税を支払うときに実際の消費税額に加えて「関税・消費税特別手数料」または「関税・その他税金についての特別取扱手数料 (Duty Handling Fee)」という名目で1,000円を余計に取られてしまいます。
これはFedExが関税・消費税を立て替えて払ってくれるために発生する手数料です。
このおかげで税関で止まることなくスムーズに届けてくれるのですが、毎回1,000円取られるというのはなかなかキツいです。
そこで役に立つのが「輸入関税・消費税の顧客番号振替サービス」。
FedExによる立て替えではなく、登録したクレジットカードで支払うことで手数料がかからないようにできます。
※なおDHLもクレジットカード支払いできるサービスがありますが、単純にDHLへの支払いをカード払いにするだけなので手数料は引いてくれません…。
1. ビリング オンラインでカード情報登録
まず、フェデックス ビリング オンラインに登録してください。
「請求内容の管理」から管理画面に入れるので、マイページ→優先する支払方法の管理で支払いプロファイルを追加し、クレジットカードを登録してください。
入力はローマ字です。
クレジットカード情報を直接入力するしかなく、PayPalなどは使えません。
心配であればRevolutやWiseといったデビットカードを使っても良いかもしれません。(その場合残高に要注意ですが)
2. 顧客番号振替サービスに登録
次に、キモである「輸入関税・消費税の顧客番号振替サービス」の登録を進めます。
このサービスを申し込んでおかないと、紙の請求書が来る度に電話してカード払いにする、というような手間が発生します。
一度登録すればずっと有効なので、年に何回も注文しないという人もぜひ登録しておきましょう。
申し込むには、まずこちらからPDFをダウンロードしてください。
【追記】FedEx側でフォーマット変更されたようで、以前のPDF送付先にメールを送っても返事をしてくれなくなりました。一度「輸入関税・消費税の顧客番号振替サービスを申し込みたい」と問い合わせフォームから相談した方が良さそうです。
Adobe Acrobat Readerで開くと入力できるようになっているので、申込日など青い部分を入力してください。
顧客番号はフェデックス ビリング オンラインの画面に書かれている数字です。
法人登記名と法人番号は*マークが付いていますが、個人の場合は入力は必要ありません。
住所の英語表記はJuDressを使うと簡単に分かります。
通販サイトで登録した通りの表記で入力してください。
日本語と英語両方の表記で登録しておけば、荷物の宛先がどちらの表記であっても対応してくれるようになります。
3. メールで申請
記入したら保存して、[email protected]
へPDFを添付してメール問い合わせします。
【追記】FedEx側でフォーマット変更されたようで、以前のPDF送付先にメールを送っても返事をしてくれなくなりました。一度「輸入関税・消費税の顧客番号振替サービスを申し込みたい」と問い合わせフォームから相談した方が良さそうです。
輸入関税・消費税の顧客番号振替サービスに申し込みたい、と言えば登録してもらえます。
登録完了後に発送された荷物からは自動的にクレジットカード決済されるようになり、関税・消費税特別手数料 1,000円がかからなくなります。
一年に10回FedExを使うとすればこれだけで1万円の節約になりますし、馬鹿にできない金額です。
しかもポイント還元のあるクレジットカードなら、輸入消費税のポイント還元でさらにお得になります。
通販サイトが住所の一部を抜かして発送してしまい振替サービスが適用されずに紙の請求書がきてしまった場合でも、FedExに顧客番号、追跡番号と請求書番号を伝えて「振替サービスを使っているのに紙の請求書がきた、請求し直して欲しい」などと連絡すれば対応してくれます。
紙の請求書が来なくなりカードで自動決済されるので、請求書を廃棄する手間も余計な手数料もなくなりますし、ぜひ登録しましょう。