AFUL Performer 5をいただきました。
1DD + 4BA、3Dプリント音響構造を採用
AFUL Performer 5は1DD + 4BAの5ドライバー・ハイブリッド構成のIEM・イヤホンです。
EnvisionTEC医療グレード3Dプリント技術を採用しており、60mmの超長尺・超薄型バスチューブと30mmのミッドバスチューブを搭載し、パワフルで深みのある低音レスポンスと他の周波数との優れた位相接続を実現しているそうです。
内部構造には8つもの特許技術が利用されています。
付属品は0.78mm 2ピン – 3.5mmケーブル、イヤーピース12個、ケースです。
ケーブルは耳にかけやすいようになっています。
少し太めな感じです。
断線しにくそうで安心です。
細いケーブルより少し絡まりにくいので、持ち運びの際の手間を減らせます。
見た目はゴツいですが、重たくありません。
重さはイヤーピース込みで10.5gでした。
装着感良し
AFUL Performer 5は装着時に外耳道内の空気圧を逃がす高減衰空気圧バランスシステムを採用しています。
快適な装着感を実現すると同時に低音の質感を向上させるとのことで、実際に装着していても装着感が良く、違和感なく長時間聴けました。
感度は110dB@1kHzで、周波数応答範囲は5Hz-35kHzです。
RLCネットワークの周波数分割技術を搭載し、特定の周波数帯域の非理想的な周波数特性を補正できるそうです。
フェイスプレートはキラキラと輝いています。
定位感
定位感は特に問題なく、上下左右の動きもはっきり感じられました。
楽器の分離感が良く、手持ちの他のイヤホンよりも特に左右の広がりが良いように感じられました。
低音
ドラムなど低音が力強くたたきつけるかのように聞こえ、ボーカルもクリア・明瞭です。
耳にちっちゃいサブウーファー乗せてんのかい、と言いたくなるような重低音の響き方です。
低音がしっかり聞こえつつも、高音やボーカルを邪魔することはありません。
高音
ハイハットなど高音もスムーズですが、若干刺さるように感じることがありました。
とはいえ全体的には綺麗で鮮明な音で、バランスが良いです。
AFUL Performer 5は特に低音が頭の中に響くようにパワフルに聞こえ、バランスの良い出力でした。
分離感も良く、他のイヤホンだと聞こえにくかった楽器の音色も分かりやすかったです。
長時間装着していても耳が痛くなることはありませんでした。