Xiaomi Mi 11 Lite 5G国内版 M2101K9RにV12.5.2.0 RKIJPXMが配信開始されました。
動く壁紙など追加
Xiaomi Mi 11 Lite 5G国内版はFeliCaを搭載しているためかグローバル版よりも古いバージョンのMIUIを搭載していました。
FeliCaが足かせになって今後のアップデートが遅れることが懸念されていましたが、発売から2週間近くたった7月15日にグローバル版と同じV12.5.2.0が配信開始されました。
これほど追従が早いとは思いませんでしたが、これならアップデート速度はあまり心配しなくても良さそうですね。
miui_RENOIRJPGlobal_V12.5.2.0.RKIJPXM_0ebdcd021b_11.0.zipはこちらにアップロードしています。
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グローバル版だとレンダリング性能が20倍になった、などと景気の良いことがいろいろ書かれていましたが、日本版の更新履歴は「パフォーマンスの最適化とセキュリティ・安定性の向上」の2点しか書かれていません。
アップデートすると動く壁紙「スーパー壁紙」に勝手に変更されます。
ロック画面に通知が一つもない時は何故か時計のデザインがダサくなります。通知があると普通なのですが…。
パフォーマンス面では発熱を抑えるためか、若干性能を落としているようです。
3DMark Wild Life Stress Test (20回連続実行) ではスコア3143→2495で、アップデート前のスコア3151→2917より低くなっています。
温度上昇は+10℃で、アップデート前よりは1℃低くなっています。
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PCMark Work 3.0ではスコア10680でした。アップデート前は10766だったので、こちらも若干落ちています。
ゲームは一部改善も、大きくは変わらず
Mi 11 Lite 5Gはスペック的には素晴らしい性能を発揮してくれるはずですが、原神やパズドラ、プロセカなど人気ゲームで何故かカクつくという問題があります。
MIUI 12.5になることで解消されることを期待していましたが、音ゲーなど一部のカクツキはマシになったものの、完全には解決に至りませんでした。
原神を画質低、60FPS設定でプレイするとFPSの中央値は29でした。(プロ向けベンチマークソフトGameBench Proにて計測しています。詳細な結果はこちら)
アップデート前と変わらず0FPSに近づくことが度々あり、フリーズしたようになってしまい快適なプレイができません。
GPUが何故か本気を出してくれないようで、OnePlus Nord CE 5Gだと平均85%以上使われているところ、Mi 11 Lite 5Gではたった36%でピーク時ですら68.9%とかなり低い使用率となっています。
本来の性能を十全に発揮できていないことで、処理が追いつかなくなり0FPSに近づいてしまうのでしょう。
平均1010mAほどの消費で、約3時間49分ほどプレイできます。
5000mAhバッテリー、MediaTek Dimensity 700搭載のXiaomi POCO M3 Pro 5Gだと約5時間20分ほど遊べますし、0FPSに近づく問題があるほどのグラフィック性能しか発揮できていない割には電力消費が大きめです。
ゲーム性能の改善がされていたら良かったのですが、本格的な修正はまだ先の話になりそうです。
少なくともアップデート速度がグローバル版とそれほど変わりがなさそうなのは救いですね。
ゲーム用途以外では快適に使えるので、FeliCaも使える軽量サブスマホとしてはMi 11 Lite 5Gは優秀です。
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ゲームをよくプレイする方はPOCO F3のようなハイエンドスマホを買った方が良いです。
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国内で買えるSIMフリー機だと、Snapdragon 870搭載のmoto g100の性能はかなりのものです。重くてアスペクト比21:9というのがネックですが…。