OnePlus 9 ProがイタリアAmazonや京東で発売。最安8.3万円~、9は2サイズあるので要注意

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OnePlus 9 Pro

OnePlus 9シリーズがイタリアAmazonや京東などで発売され、転送業者を使わずに購入できるようになりました。

最安は中国版、ただしバンド問題が

OnePlus 9・OnePlus 9 Proはハッセルブラッドと提携して調整されたSONY IMX789 + IMX766 (超広角)カメラを搭載しており、カメラアプリのデザインやシャッター音もハッセルブラッド仕様となっています。

4K@120fps撮影や12bit RAW撮影なども可能です。

Snapdragon 888・LPDDR5・UFS 3.1を搭載し、OnePlus 9 Proでは3216×1440解像度・120HzリフレッシュレートのLTPO AMOLEDディスプレイが採用されています。

OnePlus 9 Pro

OnePlus公式サイトから買うには転送業者 (Planet Expressなど)を使う必要がありますが、イタリアAmazonや京東では日本に直送できるため無駄に手数料を支払わずに済みます。

OnePlus 9シリーズには地域別に仕様が違うものがいくつかあります。

中国版 – 最安、ただしColorOS

中国版は最も安いモデルになっており、OnePlus 9 Pro 8GB + 128GBモデルは4999CNY (約8.3万円) ~で購入できます。

8GB + 128GB、8GB + 256GB、12GB + 256GBの3種類が用意されており、メモリは8GBで十分だけれども容量256GBは欲しい、という人には最適です。

対応バンド

  • LTE-FDD:B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26
  • LTE-TDD:34, 38, 39, 40, 41
  • MIMO:LTE:B1, 3, 39, 41; NR: N1, 3, 41, 78, 79
  • WCDMA:B1, 2, 4, 5, 8, 9, 19
  • 5G NSA:N41, 78, 79
  • 5G SA:N1, 3, 28A, 41, 78, 79
  • CDMA:BC0
  • GSM:B2, 3, 5, 8

となっています。

LTE B18・B26対応なので、楽天モバイルのauパートナーエリアでも使いやすそうですが、B28がないのでY! mobileSoftBankといったSoftBank系の回線では一部掴めないバンドが出てきます。

OSがOxygenOSではなくColorOS for OnePlusなので、基本的にはOxygenOSを焼いて使う必要があります。

AliExpressではOnePlusの許諾を得た転売屋が中国版にOxygenOSを焼いたものを販売しているので、OOS化は問題無さそうです。

中国ではroot化しても2年保証を受けられる、と公式に明言されたので、おそらくBootloader Unlockもできるのでしょう。

 

京東では頭金を払って購入するスタイルで購入でき、8GB + 128GBは売り切れのようですが256GB版は購入できます。

PCで購入できない場合はアプリ版でやってみてください。

京東で購入する

AliExpressで購入する

GIZTOPで購入する

AliExpressではOnePlus Official Storeにて3月29日16時から使える$150オフクーポンなどが配布されています。

GIZTOPではクーポンOP950にてOnePlus 9・9 Proともに$50オフで購入できます。

支払いはRevolutWise (旧TransferWise)を使うと為替手数料がかなり低くなるのでおすすめです。

ヨーロッパ版 – 手軽に買えるが割高

ヨーロッパではイタリアやイギリスAmazonにて購入できます。

日本のAmazonとは別でアカウントを作らないといけませんが、基本的な購入の流れは一緒ですし、輸入消費税も事前に支払えるのでかなりお手軽です。

ヨーロッパ国内向けの税金込みの金額が商品ページに出ていますが、日本の住所を選べば税抜きにしてくれます。

対応バンド

  • GSM : B2, 3, 5, 8
  • WCDMA : B1, 2, 4, 5, 8, 9, 19
  • LTE-FDD : B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 32, 66
  • LTE-TDD : B38, 39, 40, 41
  • 5G NSA : N1, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 66, 77 , 78
  • 5G SA : N1, 3, 7, 28, 41, 78
  • MIMO : LTE: B1, 3, 7, 38, 40, 41; 5G-NSA: N1, 3, 7, 38, 40, 41, 77, 78; 5G-SA: N1,3,7,41,78

です。4GはB28、5Gではn77も含んでいるため、幅広いバンドが欲しい方はヨーロッパ版を買いましょう。

同梱されている充電器はEU向けなのでそのままでは使用できず、事実上2,600円ほど損することになります。

イギリスAmazonでは8GB + 128GBが送料・デポジット込みで770.61GBP (約11.5万円)、イタリアAmazonでは842.95EUR (約10.8万円)~で購入できます。

8GB + 128GB、12GB + 256GBの2種類しかないようです。

イギリスAmazonで購入

イタリアAmazonで購入

支払いはRevolutWise (旧TransferWise)を使うと為替手数料がかなり低くなるのでおすすめです。

北米版 – やる気のないラインナップ

北米版は…なんと12GB + 256GBしか用意せず、肝いりのStellar Blackは投入しないという全くやる気のないラインナップになっています。

ブラックはサンドストーンのような仕上げなので指紋が付きにくいのですが、シルバーは鏡面仕上げなのですぐ指紋でベタベタになり汚らしい見た目になってしまいます。

3地域の中で唯一気圧計を搭載しています。

対応バンド

  • GSM:B2, 3, 5, 8
  • WCDMA:B1, 2, 4, 5, 8, 9, 19
  • LTE-FDD:B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 30, 32, 66, 71
  • LTE-TDD:B38, 39, 40, 41, 46, 48
  • 5G NSA:N1, 2, 3, 5, 7, 8, 25, 28, 38, 40, 41, 48, 66, 71, 77, 78
  • 5G SA:N1, 2, 3, 7, 25, 28, 41, 66, 71, 78
  • 5G mmW NSA: n258, 260, 261
  • MIMO:LTE: B1, 2, 4, 7, 25, 38, 66, 41, 48; 5G-NSA: N1, 2, 7, 25, 38, 41, 66, 77, 78 ; 5G-SA:N1, 2, 7, 25, 66, 41, 78

で、ミリ波対応です。アメリカ仕様ですが…。

また、北米版だけシングルSIMです。

12GB + 256GBが1,069USD (約11.6万円) で購入できます。

今のところ公式サイトでしか販売されていないようなので、Planet Expressなど転送業者を使う必要があります。

2021/03/30よりアメリカAmazonでも予約開始されたため、転送業者を使わず配送してもらうこともできます。

プラグ形状が日本と同じなので、コンセントから抜けにくく使いやすいところはメリットです。

米OnePlusで購入

Amazonで購入

9にはサイズ違いが存在

ここまではOnePlus 9 Proの情報でしたが、OnePlus 9には実は対応バンド以外の大きな違いがあります。

ヨーロッパ・北米版では15Wのワイヤレス充電に対応しているのですが、中国・インド版では「中国人・インド人はワイヤレス充電を求めていない」という理由でワイヤレス充電に対応していません。

これにより同じOnePlus 9でも本体サイズや重量に大きな違いがでてきてしまっています。

地域 サイズ 重量
ヨーロッパ・北米 160 x 74.2 x 8.7mm 192g
中国・インド 160 x 73.9 x 8.1mm 183g

これほどの違いがあると、違う地域向けの保護ケースを買ってしまってサイズが合わなかった、ということも起きかねません。

OnePlus 9はOIS (光学式手ぶれ補正) 非搭載、LTPOでない、望遠カメラなしなどそれほど安くなっていない割にスペックダウンがひどいので、個人的にはOnePlus 9は買う必要は無いとは思います。OnePlus 9を買うぐらいなら安くなったOnePlus 8Tを買うかOnePlus 9Tを待ったほうが良いです。

AliExpressで購入

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