モジューラー式のハイエンドDAP、Shanling M30が発売されました。
好きにカスタマイズできるハイエンドDAP
Shanling M30はなんと5種類のモジュールを自由に付け替えられるハイエンドオーディオプレイヤーです。
Snapdragon 430・Android 7.1を搭載しており、独自OSのDAPよりソフト面での自由度も高くなっています。
スマホではProject Araなどモジューラー式のものが出てはまともに製品化されずに消えていきますし、実際に製品として成立しているのは魅力的ですね。
Android搭載のおかげで対応Bluetoothコーデックも豊富で、LDAC / LHDC / aptX HD / aptX / SBCに対応しています。
Shanling M30には2基のADI ADA4610-2と4基のTi BUF64ソリッドステートアンプモジュールが搭載されています。
真空管アンプにはKorg Nature 6P1を2基搭載しています。ダイレクト、トランスポート、チューブの3つの出力モードに対応しています。
デュアルバンドWiFi(2.4GHz/5GHz)、LDAC、LHDC、aptX HDなどのハイレゾ対応Bluetoothコーデックでのハイレゾワイヤレス接続にも対応しています。
Android OS搭載のおかげでSpotify、Tidal、QObuz、Deezer、QQ Musicといったストリーミングサービスに対応しています。
USB、同軸、光、RCA、イーサネットポートを備えており、既存のデスクトップオーディオチェーンの一部として利用することができます。
出力端子はRCAライン出力、XLRバランスライン出力、XLRバランスヘッドフォン出力、4.4mmバランス、3.5mmPROバランス、2.5mmバランス、3.5mmシングルエンド、6.35mmシングルエンドと豊富です。
バランス接続では最大1530mW@32Ωという驚異的な出力パワーを誇っています。
シャーシは一枚のアルミニウム金属を高精度CNC加工して作られており、内部配線には単結晶銅ケーブルを使用、92個の高精度パナソニック製コンデンサーをオーディオマザーボード上に設計し、ジッター低減のために非常に精密なオシレータークロックを搭載するなどこだわりのある作りです。
バッテリーは16,500 mAhとかなり大容量で、高品質なパナソニック製です。
Shanling M30はHiFiGoにて$3599~で購入できます。