Xiaomi 13 Ultraにフィルターを取り付けられるケースを購入しました。
公式よりも格安に装着可能
Xiaomi 13 UltraにはXiaomi 13 Ultra 专业摄影套装・Photography Kitという公式アクセサリーがあり、67mmフィルターを装着したりシャッターボタン付きのグリップを取り付けられたりします。
撮影スタイルの幅が広がる便利アイテムなのですが、初回入荷数が限られており転売屋に買い占められてしまった結果、定価999元 (約19,500円) を大きく上回るぼったくり価格で販売されてしまっています。(GIZTOPでは当初はほぼ定価でしたが今では$199に…)
中国転売屋の在庫を日本の転売屋が買い集めることでさらなる値段のつり上げも起きており、定価で買えるようになるまでもうしばらくかかりそうです。
そんな中タオバオではサードパーティー製で67mmフィルターを装着できる保護ケースとリングのセットが販売開始されています。
今回購入したのは「13Ultra滤镜壳+专用滤镜转接环(67mm)」です。
送料58元を含めても約5,000円ほどと、フィルターを装着するだけなら公式セットよりも安価です。04/27に発送され04/29に集運の送料を支払い、05/03に到着しました。
おまけなのかLeicaの偽物ロゴシールも付いてきました…。
ケース自体は安っぽいプラ製です。
Xiaomi 13 Ultraに付属しているケースと違って四辺すべてが覆われているタイプです。
革風のデザインです。
リングを装着する部分は公式ケースよりも若干大きめなので、公式ケースにそのままリングを装着することはできません。
ケースに67mmフィルター用のねじ切りリングを取り付け、別途購入した67mmフィルターを回して装着します。
リングの内側には滑り止めがあり、振ってもずれ落ちることはありませんでした。
テレマクロ的な撮影がしたかったため、今回はケンコートキナ 67mm MCクローズアップレンズ NEO NO3を購入しました。
通常のペリスコープ望遠レンズでは30cmほど離れないとピントが合わないものの、クローズアップレンズ装着後は17cmほどまで寄れるようになります。
クローズアップレンズの都合上、若干ソフトな感じの仕上がりになりやすいです。
今回試したのはケンコートキナの安いフィルターなので、もっとしっかりした設計のレンズであればより良い結果になるのではないかと思います。買う前に試せれば良いのですが…。
クローズアップレンズ以外にも、例えばCPL (偏向) フィルターを装着すれば反射を防止して鮮やかな写真撮影ができます。
フィルターを外すとレンズキャップを装着できます。
フィルターを装着するだけなら非公式ケースのほうが安く・速く手に入るので、Xiaomi 13 UltraでクローズアップレンズやNDフィルターなどを使ってみたい方は試してみてはいかがでしょうか。
シャッターやズームボタンが付いたグリップはUURIG PH-10 (Amazon・AliExpress) のようなものを使えます。
ちなみにAliExpressではFotorgearというストアがXiaomi 13 Proやvivo X90 Pro+向けにマグネットフィルターを装着できるキットを販売しています。
しばらくすればXiaomi 13 Ultra用も作ってくれそうです。
【05/28追記】Xiaomi 12S Ultra風デザインで67mmフィルターを装着できるアダプター対応のケースが発売されました。