XiaomiのハイエンドSoC搭載スマホ、Xiaomi 11T・11T Proの日本版がついに発売です。
120Hzに120W充電も
これまでXiaomiが日本市場で販売してきたスマートフォンはローエンド・ミドルレンジクラスのものばかりでしたが、ついに今回はハイエンド機種が販売されます。
Xiaomi 11T ProはSnapdragon 888を搭載しており、日本版はFeliCa・おサイフケータイを搭載しています。
Xiaomi 11T ProはSnapdragon 888を搭載していますが、Xiaomi 11TはMediaTek Dimensity 1200-Ultraを搭載しています。
特に理由が無ければSnapdragon 888の11T Proを買った方がゲームなどの最適化が進んでいるので有利だと思います。
フラットなAMOLEDディスプレイを搭載し、中央に小さなパンチホールがあります。
120HzリフレッシュレートAdaptiveSyncでの滑らかな表示が可能となっており、タッチサンプリングレートは480Hzと高めです。
Xiaomi 11T Proではカメラは108MPトリプルカメラで、少し離れた位置からマクロ撮影できるテレマクロカメラもあります。
Xiaomi 11T Proのバッテリーは5000mAhと大容量ながらも、120W急速充電に対応。120W充電できる環境であれば、なんとたったの17分で満充電できてしまいます。
安全性やバッテリーへの負荷が心配されますが、34個の安全機能や温度センサー、放熱設計などにより800回の充電サイクル後でも80%の性能を維持できるそうです。
しかも独自コネクタを使っている某企業と違って、120W充電器もちゃんと同梱されています。
…ただ、残念なことに公式サイトによると「※最大出力電力は 120 W (入力電圧 220 ~ 240 V の場合)、96 W (入力電圧 100 ~ 120 V の場合)です。一部の地域では、入力電圧の上限に基づき最大出力電力が 120W にならない場合があります。」と書かれており、日本の一般家庭には100V電源しかないため120Wを体験できません。
Xiaomi Japan広報に確認したところ、『日本国内では、お客様ご指摘の通り入力電圧が【100V】の為、最大出力は96Wでのご使用となりますが、国外での使用される場合での仕様として、製品仕様ページに記載をさせていただいています。』とのことでしたが、実は公式サイトに書かれていた内容や回答が誤りで、実際には国内限定仕様として100Vでも120W出力できる充電器が付属することが判明しました。(公式サイトの仕様も修正済み)
中国版はもちろんグローバル版でも100Vでの120W対応はされていませんでしたし、Xiaomiがいかに日本市場を重要視しているかが窺えます。情報共有は徹底してもらいたいものですが…。
ステレオスピーカーで、通話用スピーカーを共用するタイプではなく独立したスピーカーを上下に搭載しており、横持ちした時に指で塞がりにくい位置に配置されています。
harman/kardonによるチューニングがされています。
Xiaomi 11T Pro 日本版の対応バンドは
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/40/41/42
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
です。
Y! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含めて利用可能で、ahamo、
IIJmioやOCN モバイル ONEなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。
Xiaomi 11Tシリーズは3世代のAndroid OSメジャーアップデートに4年間のセキュリティアップデートも保証されており、安心して長く使えます。
11T Proならおサイフケータイ・FeliCaも使えますし、国内他社ハイエンドに比べるとかなりコスパが良いと思います。
Amazonでは2021/10/21現在、5000円オフクーポンが配布されています。
Xiaomi 11Tの場合、グローバル版も日本版と同じく技適マークがあるので、AliExpressでのセールがあればそちらを狙ってみるのも良いと思います。