評価: 5
XGIMI Halo+ (Halo Plus) プロジェクターを貸し出していただきました。
目次
コンパクトながらも900ANSIルーメン
XGIMI Halo+はポータブルプロジェクターとしては明るい900ANSIルーメンで、1080p解像度対応です。
付属品は説明書、リモコン、電源アダプターです。
リモコンは単四電池2本で動きます。
本体上部にあるボタンでも簡単な操作はできます。
基本的にはリモコンを使った方が良いです。
入力ポートは一箇所にまとまっており、HDMI入力や3.5mmイヤホンジャック、USBポートがあります。
底面には滑り止めのゴムが付いています。
三脚に取り付けたり天井から吊り下げたりするときに使えるネジ穴もあります。
Harman/Kardonスピーカー搭載
2 x 5WのHarman/Kardonチューニングのスピーカーが搭載されています。
Dolby Audio、DTS-HD、DTS Premium Sound対応です。
低音~中高音が特にしっかり出ており、Billie Eilishのbad guyのような低音が強い曲でもちゃんと他の音に埋もれることなく聞こえます。
高速で静かな起動
XGIMI Halo+の起動は高速で、電源ボタンを押せばすぐ投影可能な状態になってくれます。
昔のプロジェクターだと何分も待たないといけないものが多かったですし、起動に掛かる時間が短縮されているのは素晴らしいです。
動作音もかなり静かで、4K HDR動画再生中でも35dB程度でした。
Android TV 10.0搭載
XGIMI Halo+はAndroid TV 10.0を搭載しています。
日本語対応です。
クイックセットアップで、AndroidスマホからGoogleアカウントのコピーやWi-Fi設定ができます。
リモコンでのキーボード操作を減らせるので楽です。
ホーム画面ではPlayストアのほかPlayムービー、Amazonプライムビデオ、Netflixなどが並んでおり、自由にカスタマイズできます。
なお、Chromecastも搭載しているのでスマホから映像入力することもできます。
Playストアからはアプリをインストールできます。
WidevineはもちろんL1です。
台形補正が優秀
XGIMI Halo+は起動時や動作開始時に自動で台形補正させるようにできます。
設定で有効にしておけば、斜めを向いていたり障害物があったりした時でも自動で良い感じに投影位置・サイズを調整してくれます。
フォーカスも自動なので、投影までにかかる手間が一切ありません。
輝度も設定で5パターンから選べるようになっています。
個人的には標準で十分な明るさでした。
プロジェクターの位置は設定で変更できます。
HDMIに連動して電源オンにすることもできます。
MEMC搭載で滑らかな動きに
XGIMI Halo+はMEMC (フレーム補間) 搭載で、30FPSなどの映像であってもヌルヌルとした滑らかな動きにしてくれます。
アニメーションなどでは特に変化を感じやすいです。
リモコンの歯車アイコンを押して画像モードを映画・カスタムなどに設定し、「動き補償」をオフにすれば、MEMCを無効化できます。
明るさや発色は良く、普通のモニターに映しているのとほとんど変わらないような印象です。
真っ暗にしなくても、多少光が差し込んでいる部屋でも十分綺麗に投影できました。
スクリーンがないので壁に映して使いましたが、スクリーンがあればさらに綺麗に投影できるはずです。
屋外でも投影できる
XGIMI Halo+の本体の重さは約1.6kgです。
持ち運べる程度の重さとサイズ感なので、従来型のプロジェクターに比べると気軽に持って行きやすいです。
59.4Whのバッテリーを搭載しているため、電源アダプターなしに屋外で投影することまでできます。
今回は壁がなかったので物置に投影してみましたが、テント内で投影するなど平たい面がある場合に特に便利そうです。
まとめ
XGIMI Halo+はコンパクトでありながらも900ANIルーメンと明るく、自動台形補正・自動フォーカス・高速起動のおかげで投影にかかる手間が一切ありません。
コンパクトでも機能は削られておらず、フレーム補間で滑らかな表示にしてくれるMEMCや低音をしっかり鳴らしてくれるスピーカーなど映像を楽しむのに役立つ機能もしっかり搭載されており、満足度の高いプロジェクターです。
バッテリー搭載のおかげで屋外でも使えるので、インドア派の人はもちろんアウトドア派の人にもおすすめです。
XGIMI Halo+は2022/03/01より販売開始されます。
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