vivo X100シリーズが中国にて発表されました。
Dimensity 9300とV3チップ搭載
vivo X100・vivo X100 ProはMediaTek Dimensity 9300を搭載しています。
TSMC 4nmプロセスで製造されており、Dimensity 9200と同程度の消費電力でGPU性能を約46%アップしたとされています。
Snapdragon 8 Gen 3に勝るとも劣らない性能だそうです。
vivo X100 Proでは独自のグラフィックチップV3も搭載したことで、フレーム補間や動画撮影時の処理高速化、4Kシネマティックポートレート動画の撮影・編集などが実現しています。
LPDDR5Tという最大9.6Gbpsの転送速度を誇る最新規格のメモリを搭載しています。残念ながら16GB+1TBのみで、他はLPDDR5Xです。
カメラではZEISSとのコラボを継続しています。
ZEISS APOレンズ (vivoの呼び名。ZEISSの正式名称としてはVario-Apo-Sonnar)・ZEISSフローティングレンズを採用し、T*コーティングも一新され前モデルと比較して反射率を50%低減できるそうです。
64MP・OIS 光学式手ぶれ補正対応のペリスコープ望遠レンズを搭載しており、f/2.57でX90 Pro+に比べ吸光量が85.5%増加したそうです。
vivo史上最大の口径、超高画質100mm焦点距離の望遠を実現したとされています。
少し離れた位置から撮影するテレマクロ撮影も可能です。
vivo X100ではf/1.57のIMX920も搭載しています。
vivo X100 Proではメインカメラとして1インチSONY IMX989を引き続き搭載。
オフセット光の方向補正を行うことで、全体的に画質が向上し鮮明になったそうです。
vivo X100では5000mAhのバッテリーを搭載し、120W急速充電に対応しています。
スタンバイでは10日間と長持ちで、バッテリーが切れても起動できるようになるまで最短4秒、11分で50%まで充電できるそうです。
vivo X100 Proは5400mAh容量にアップグレードされるものの、充電速度は100Wになります。
ディスプレイのピーク輝度は3000nitに。
実用的な明るさはだいたい半分の1500nit程度だと思いますが、屋外でも快適に使えそうです。
LTPOで120Hzリフレッシュレート対応です。
8T LTPOバックプレーン技術によりX90 Pro+の3倍のギアで滑らかな調整になったようです。
vivo X100 Proの対応バンドは
- 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz;
- 2G CDMA: BC0;
- 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19;
- 4G TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41;
- 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B26/B28A;
- 5G: n1/n3/n5/n8/n28A/n38/n40/n41/n77/n78/n79
で、vivo X100だと
- 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz;
- 2G CDMA:BC0;
- 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8/B6/B19;
- 4G TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41;
- 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28A;
- 5G:n1/n3/n5/n8/n28A/n38/n40/n41/n77/n78
と若干少なくなっています。
vivo X100はUSB 2.0、vivo X100 ProはUSB 3.2 Gen1ポートを搭載し、BluetoothではLHDCにも対応するようになりました。
vivo X100は3999元 (税込約8.8万円)~、vivo X100 Proは4999元 (税込約11万円)~で購入できます。
vivo X90 Pro+を超えるスペックでさらに安いとは驚きです。
残念ながら京東では購入できません。
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