vivoのフォルダブルスマホ、vivo X Fold+がGoogle Play 対応デバイス一覧に登場しました。
Snapdragon 8+ Gen 1にパワーアップか
Google Play 対応デバイス一覧にvivo X Fold+ PD2229・V2229Aが登場しています。
以前からSnapdragon 8+ Gen 1にマイナーチェンジしたモデルがvivo X Fold Sとして登場すると噂されていましたが、実際はvivo X Fold+として登場するようです。
80W急速充電に対応するというリークもあります。
vivo X Foldの完成度がかなり高かっただけに、バッテリー持ちや効率の悪さの面でマイナスだった8 Gen 1から高性能省電力な8+ Gen 1に変わるとなれば、もはや向かうところ敵なしです。
重量も軽量化されていればもっと良いですが、マイナーチェンジなので軽量化は期待できなさそうです。
前モデル、vivo X FoldはSnapdragon 8 Gen 1を搭載した折りたたみスマートフォンです。
中国メーカーとしては後発である分最高レベルに仕上がっており、おなじみのZEISS T*コーティングカメラに両画面とも120Hzリフレッシュレート対応、画面内指紋認証にUSB 3.2 Gen 1ポートなど高スペックです。
vivo X Foldレビュー。ZEISSカメラに両画面120Hz対応、折り目が目立たない最高峰の折りたたみスマホ – AndroPlus
vivo X Foldは30万回の折りたたみにも耐えられるという内側ディスプレイで、8.03インチ 2160 ×1916解像度、アスペクト比 4:3.55です。
折り目がほとんど目立たず、画面を消して光に反射させると分かる程度です。
さらに折りたたんだときも隙間がなくぴったり閉じられるという、かなり高いビルドクオリティです。
横方向の視野を広くしたいゲームには不向きですが、マンガや電子書籍だと見開き表示できるため、単行本より少し小さい程度の表示になります。
Kindle・ジャンプ+など見開き対応アプリでは横向きだと見開き、縦向きだと1ページ単位の表示になるため、1ページを大きく見たければすぐ切り替えられます。
外側ディスプレイはXperiaやMotorolaスマホと同じアスペクト比21:9です。
解像度2520 ×1080、120Hzリフレッシュレート対応で、ちゃんと外側ディスプレイもハイエンドスマホ並です。
内側、外側どちらもSamsung製AMOLEDで、ダイヤモンド配列です。
Widevine L1で、Amazonプライムビデオ (ベータ版) などでHD画質でのストリーミング再生ができます。
vivo X Foldは両画面ともに画面内指紋認証を採用しており、しかも3D超音波式のセンサーを搭載しています。
内側ディスプレイだと右側のほうに認証センサーがあり、かなり高速に認証してくれます。
外側ディスプレイでも高速です。
vivo X Foldの背面はレザー調で手触りが良いです。
- 50MP OIS対応 (Samsung S5KGN5)
- 48MP (超広角 SONY IMX598)
- 12MP (ポートレート SONY IMX663)
- 8MP OIS対応 (ペリスコープ望遠 OmniVision ov08a10)
というクアッドカメラで、フレアやゴーストを抑えられるZEISS T*コーティングがされています。
白飛びを絶対に防いでやるという固い意志の表れなのか、真っ暗でかなり厳しい環境であっても白飛びがかなり抑えられた明るい撮影が可能です。
光学5倍、最大60倍のペリスコープ望遠レンズも搭載しています。
USB Type-Cポートは10%→100%を33分で充電できる66W急速充電に対応。
50Wワイヤレス充電にも対応しています。
DisplayPort Alt Modeでの映像出力にも対応しているため、ゲームなどを大画面で楽しむこともできます。
Hi-Fi DAC「CS43130」を搭載しており、アナログ有線イヤホン (付属品) を使う時により高音質な音楽を楽しめます。
OriginOSは日本語対応で、Google PlayストアはアプリストアよりGoogleマップなどをインストールすれば自動的にインストールされます。
VoLTE有効化が難しい、中国版にありがちな通知遅れ対策が面倒というデメリットはあるものの、ハードウェア面では最高峰の折りたたみスマホです。
私はBootloader UnlockしてVoLTEを有効化して使っていましたが、8インチ画面を普通のスマホと同程度のサイズ感で持ち運べるところがかなり刺さり、もう普通のスマホには戻れなくなってしまいました。