Unihertz Jelly Starレビュー。背面LEDが眩い3インチ超小型スマホ

Unihertz Jelly Star

Unihertz Jelly Starをいただきました。

超コンパクトな光るスマホ

Unihertz Jelly Starは手のひらに収まるほど小さなサイズ感のスマホで、透明なボディに明るいLEDライトまで搭載しています。

重さも121gと軽いため、とにかく荷物になるものを持ちたくない、ポケットに収まるぐらいが良いという方におすすめです。

このレビューは8GB+256GB版・バージョン20230505_20230505-1758で行っています。

今回いただいたのはUS版で、NFCには対応しているもののFeliCa・おサイフケータイは非搭載です。現時点ではFeliCa搭載版を出す予定はないとのことでした。

  • 超コンパクト & 軽量
  • 3.5mmイヤホンジャック搭載
  • 前面通知LEDと背面LED搭載
  • プログラマブルキーで簡単操作
  • バッテリーは減りが少し早め
  • 本体の小ささの割には重たい
Unihertz Jelly Star
OS Android 13
RAM 8GB LPDDR4X
ストレージ 256GB UFS 2.2
microSDカード対応
SoC MediaTek Helio G99 (MT6789V/CD)
ディスプレイ 3.03インチ
854 x 480
アスペクト比 16.01:9
60Hzリフレッシュレート
LCD
サイズ 約95.1 × 49.6 × 18.7mm
重さ 116g (実測121.3g)
SIM nano SIM + nano SIM
リアカメラ 48MP (Samsung S5KGM2)
フロントカメラ 8MP (SONY IMX219)
バッテリー 2,000mAh
USB端子 USB Type-C (USB 2.0)
バンド 2G GSM (Band 2/3/5/8)
3G WCDMA (Band 1/2/4/5/6/8/19)
3G CDMA2000 (Band BC0/BC1)
4G FDD-LTE (Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66)
4G TDD-LTE (Band 34/38/39/40/41)

箱

説明書、予備の保護フィルムや充電ケーブル、充電器、ストラップが付属しています。

保護フィルムは最初から貼り付けられています。

落としにくいようにできるストラップ付きなのは気が利いている…と思いきやJelly Star本体にはストラップホールはありませんし、ケースも付属していません。なんで…?

付属品

ケーブルはUSB Type-CのほうがL字型になっています。

ケーブル

ディスプレイ:小さいが一応QWERTY入力も可能

Unihertz Jelly Starは3.03インチ854 x 480解像度のディスプレイを搭載しています。

手に収まるぐらいのサイズ感で、QWERTYモードのキーボードでもぎりぎり打てる程度です。

パンダガラスが採用されておりリフレッシュレートは60Hzで、Widevine L3です。

ディスプレイ

明るさ自動調整オンでの全白HDR動画再生時に輝度をLX-1336Bで計測すると、最大465nitsに達しました。

明るさ

nitとは?

明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。

屋内では400~500nits程度、屋外では1000nits以上でないと見にくいとされています。

ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は37.5ms、画面描画遅延は63.1msで合計100.6msでした。

タッチ遅延がかなり大きいのでゲームなどには不向きです。まぁJelly Starで音ゲーをする人はいないと思いますが…。

タッチレイテンシー

タッチ遅延とは?

画面をタッチしたときに反応してくれるまでの時間です。

この数値が小さいほど、素早く反応するということです。

ゲーミングスマホでは25msほど、通常のスマホでは30~40ms前半が一般的です。

ディスプレイの下に昔懐かしのタッチボタンがあり、戻る・ホーム・アプリ履歴の操作ができます。

設定でオフにしたり、戻るとアプリ履歴を逆の位置にしたりもできます。

ボタン

ディスプレイ左上には通知LEDがあるので、画面を点灯しなくても未読通知があるか分かります。

充電中なども光らせられます。

LED

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背面:まぶしく光るLED搭載

Jelly Starのボディは透明で中の部品がうっすら透けて見えます。

指紋認証センサーがフラッシュライトの下に配置されています。

背面

着信時や音楽再生時などに、音に合わせてLEDが白く点滅します。

光る

最大の明るさだと43,900nitsとかなり明るく、フラッシュライトよりも明るいほどです。

明るさを最小にすると145nits程度に収まります。

明るさ

LEDライトを点灯させるとバッテリーの減りが早くなり、発熱も増えます。

正直なところ未読通知を知るだけなら前面のLEDインジケーターで済みますし、音楽との連動も大体Unihertzロゴ側のほうばかり光っていて面白みがないので、背面LEDを使うメリットはあまりありません。ロマン機能です。

LED

重さは121.3gです。

スマホとしては軽いものの、同じようなスペックのJelly 2が106.5 gだったことを考えると約15gも増えているのは残念です。

背面LEDをなくせばもっと軽量化できたのではないでしょうか。

重さ

カメラ:メモ程度には使える画質

Jelly Starは48MP Samsung S5KGM2カメラを搭載しています。

全体的にぼんやりとした写真しか撮れず、くすんだ色合いで白飛びしやすいです。

メモ用途には使えると思います。

カメラ

スピーカー:低音が足りないモノラルスピーカー

Jelly Starはモノラルスピーカー搭載です。

音量が小さく、ボーカルはまだ聞こえやすいものの低音や高音は聞こえにくいです。

最低限音が鳴る、という感じなので音楽鑑賞には向いていません。

スピーカー

上部には3.5mmイヤホンジャックがあります。

有線イヤホンをアダプターなしに使えるのは良いですね。

イヤホンジャック

WALT Latency Timerでイヤホンジャックのオーディオ出力遅延を計測すると20.7msでした。

オーディオレイテンシー

ポート:右側面にUSB-Cポートや独自キー搭載

Jelly Starは右側面にUSB Type-Cポートを搭載しています。

電源ボタンやSIMトレイも右側面にあります。

バッテリーは2000mAhで、スタンバイで1時間に0.5%ほど減っていきます。コンパクトなので仕方がないものの、サイト閲覧などを長くしていると一般的なスマホよりバッテリー消費が早くなります。

ポート

赤いキーは「プログラマブルキー」と呼ばれるカスタムキーで、単押しや長押し、二回押しにそれぞれ好きなアクションを割り当てられます。

プログラマブルキー

SIMトレイにはnano SIM 2枚か、microSDカードを入れられます。

コンパクトでありつつも容量追加はちゃんとできるようになっていて良いですね。

SIMトレイ

VoLTE通話が可能です。

VoLTE

タイトル表示がおかしいですが通話録音機能も用意されています。

通話録音

GPS位置情報取得に対応し、屋内でもしっかり測位できました。

GPS

従来のUnihertzスマホでは未対応であることが多かったWPA3もちゃんと使えます。

5GHz、WPA3-Personal、管理フレーム保護あり、W52の状態でも問題なく繋がります。

WPA3

音量ボタンは左側面にあります。

音量ボタン

性能:普段使いはスムーズに行える最低限の性能

Jelly StarはMediaTek Helio G99を搭載しており、ゲームなど以外の普段使いなら十分快適に使える程度の性能を持っています。

一応MediaTekによればGはゲーミングのGだ、とのことですがゲームは無理です。

 

Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア720・マルチコア2006、通常版でシングルコア722・マルチコア1997でした。

パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。

Geekbench

パッケージ名偽装の必要性

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。

通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。

メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。

そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。

こちらの記事で詳しく解説しています。

Geekbenchのスコアとは?

背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

2023年現在はシングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。

ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア346→343で、温度上昇は25℃→37℃ (12℃上昇)でバッテリー消費は8%でした。

Snapdragon 680に比べればスコアは約3倍ではあるものの、ゲームを快適にプレイするには全く足りていません。

あくまでも普段使いの中でのちょっとしたグラフィック処理が少しスムーズになる程度です。

3DMark

3DMarkのスコアとは?

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPUの描画性能を数値化するベンチマークです。

スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。

発熱とバッテリー消費とのバランスも重要で、安定度が高くて温度とバッテリー消費が少ないものが理想です。

2023年現在は2000以上あれば、大抵のゲームをグラフィック設定を極端に落とすことなく快適にプレイできるでしょう。

あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかなく、実際のゲームの挙動は最適化や放熱性能、解像度など様々な要因で変動するため、「このスコアならだいたいこんな動きをするだろう」という推測の材料にする程度に収めてください。

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア9124でした。

PCMark

PCMarkのスコアとは?

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

2023年現在は8000以上あれば十分です。

UFS 2.2ストレージ、LPDDR4Xメモリを搭載しています。

十分な速度が出ています。

ストレージ

ストレージ性能とは?

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。

ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。

まとめ

  • 超コンパクト & 軽量
  • 3.5mmイヤホンジャック搭載
  • 前面通知LEDと背面LED搭載
  • プログラマブルキーで簡単操作
  • バッテリーは減りが少し早め
  • 本体の小ささの割には重たい

Unihertz Jelly Starはコンパクトで普段使いには十分な性能を持っているため、ポケットに入るサイズが良い、スマホアプリを使いたいだけだから最低限の性能で良い、という方におすすめです。

良くも悪くも前面LEDがあることで背面LEDの存在意義が薄れているのがモヤッとしますが、時々光らせて楽しむのも良いでしょう。

 

Unihertz Jelly Starは$$199.99で購入できます。

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root化済み・非rootそれぞれのやり方はこちらの記事を参考にしてください。