Xiaomi Redmi Note 11日本版が販売開始されました。
目次
24,800円で90Hz AMOLEDディスプレイ
Redmi Note 11グローバル版はSnapdragon 680、Android 11を搭載したスマートフォンです。
MediaTek Helio G88搭載の中国版と違ってSnapdragonになったおかげで最適化の恩恵を受けやすく、33W急速充電にも対応しています。
90Hzリフレッシュレート対応のフラットなAMOLEDディスプレイを搭載しており、格安とはいえスムーズな動きです。
同じ5000mAhバッテリー搭載でもMediaTek SoC搭載スマホより電池持ちが良く発熱も少ないため、普段ゲームはしないけれどブラウザや動画再生は快適にしたい、という方におすすめです。
Redmi Note 11 | |
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OS | Android 11 |
RAM | 4GB LPDDR4X |
ストレージ | 64GB UFS 2.2 microSDカード対応 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 680 |
ディスプレイ | 6.43インチ FHD+ 90Hz AMOLED |
サイズ | 159.867 x 73.87 x 8.09mm |
重さ | 実測177.6g |
SIM | nano SIM + nano SIM |
メインカメラ | 50MP (Samsung s5kjn1) + 8MP (超広角 ) + 2MP (マクロ) + 2MP (深度) |
フロントカメラ | 8MP |
バッテリー | 5000mAh |
USB端子 | USB Type-C (USB 2.0) |
付属品は33W充電器、USB Type-A to Cケーブル、保護ケース、説明書などです。
最初から貼られている保護フィルムは高光沢タイプの割には透過率が低めで、指滑りも悪いため剥がした方が快適です。
というわけで、いつも通りミヤビックスさんに保護フィルムを作成していただきました。
OverLay Plusなら反射防止で指滑りがよく、さらさらとしていて指紋が付きにくいです。
AMOLEDフラットディスプレイ
Redmi Note 11はAMOLEDディスプレイを搭載しています。
この価格帯のスマートフォンだとIPSディスプレイ搭載モデルがまだまだ多いですし、鮮やかさに優れており常時表示もできるAMOLED搭載なのは良いですね。
フラットディスプレイのため、保護フィルムも貼りやすいです。
ダイヤモンド配列でした。
おそらくSamsung製でしょう。
50MPクアッドカメラ
Redmi Note 11のメインカメラは50MP Samsung ISOCELL JN1です。
JN1は2022年の他社フラッグシップスマホにも超広角カメラとして多数採用されています。
33W急速充電に対応、5000mAhバッテリー
Redmi Note 11はUSB Type-Cポートを搭載し、33W急速充電に対応しています。
5000mAhバッテリーを搭載しており、同じ容量・6nmプロセスでもMediaTek SoC採用のPOCO M4 Pro 5Gよりバッテリーの減りが緩やかでした。
おそらくQualcommの最適化がMediaTekよりうまい、ということでしょう。
5000mAhバッテリー搭載でありながらも重さは177.6gと比較的軽量です。
イヤホンジャック・赤外線ポートあり
Redmi Note 11の上部には3.5mmイヤホンジャックがあり、有線イヤホンを挿して使えます。
赤外線ポートもあるためリモコンアプリで登録すればテレビやエアコンなどをスマホから操作できるようになります。
ステレオスピーカーを搭載しています。
サイドに指紋認証センサー搭載
Redmi Note 11は有機ELディスプレイ搭載でありながらも、コスト削減のため電源ボタンと統合された指紋認証センサーを採用しています。
認証速度は高速で、触るとすぐロック解除されます。
DSDS + microSDカード対応
左側面にSIMトレイがあります。
nano SIM 2枚とmicroSDカードを入れられるようになっており、DSDSと容量追加を両立できます。
対応バンドは
- 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/66
- 4G:LTE TDD: 38/40/41
- 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
で、Y! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamo、IIJmioやOCN モバイル ONEなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。
格安機でありながらも、グローバル版よりも対応バンドを増やしてくれているのは良いですね。
日本キャリアのVoLTEに対応しているため、コマンド入力などなしにSIMを挿しただけですぐ使えます。
そこそこ快適に普段使いできる最低限の性能
Redmi Note 11グローバル版が搭載しているSnapdragon 680は、昔のハイエンドSoCであるSnapdragon 835を超える程度のCPU性能を持っています。
重たいゲームには不向きですが、ウェブブラウジングなど普段使いの範疇であれば快適に使えます。
PCMark Work 3.0ではスコア7398でした。
ストレージ性能やメモリ性能もそれなりです。
中国版だとeMMC 5.1のところグローバル版ではUFS 2.2にアップグレードされているため、中国版に比べればデータ読み書き時のストレスは軽減されていると思います。
ただ、残念ながら日本版は2022/03現在メモリ4GB + ストレージ64GB版しか発表されていません。
原神を最高画質・60FPS設定と最高負荷で動かしてWeTest PerfDogで計測すると、平均値 12.9FPSでした。
平均3042mW消費で、バッテリー温度は最大30℃程度までの上昇でした。
性能が出ない分、大きな発熱もないという感じです。
Redmi Note 11は普段ゲームはほとんどプレイしない、検索や動画再生などがメインだという方におすすめです。
GPU性能こそ低いもののCPU性能としてはかつてのハイエンド製品を超えるレベルですし、90Hzリフレッシュレート画面のおかげもあってサクサク動いているように感じられます。
Redmi Note 11は2022/03/03より日本版がAmazonや楽天市場、Qoo10、Xiaomi公式サイトなどで24,800円で販売開始されています。