評価: 4
Redmi AirDots 3をいただきました。
格安でもQCC3040・aptX Adaptive採用
Xiaomi Redmi AirDots 3は5000円台と格安ながらも、QualcommのQCC3040を搭載しており、Bluetooth 5.2・aptX Adaptiveコーデックに対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
- aptX・aptX Adaptive対応
- 低遅延
- 軽量・コンパクト
- 着脱検知対応
- USB-C充電、7時間の電池持ち
- IPX4防水
- 高音は弱め
- AACは非対応
付属品はUSB Type-A to Cケーブル、イヤーピース (S・M・L、Mは装着済み)、説明書です。
軽量コンパクト
Redmi AirDots 3はケース・イヤホンともにコンパクトで、持ち運びの際に邪魔になりにくいです。
両耳で9.1gと軽く、長時間付けていてもあまり耳が痛くなりませんでした。
ケース込みだと約30時間、イヤホン単体で約7時間の音楽再生が可能です。
USB Type-C to Cケーブルでもちゃんと充電できました。
充電時は前面のLEDライトが点灯します。
バッテリー残量がケース単体だと分かりにくいのが欠点と言えば欠点ですが、イヤホンのバッテリー残量については接続先のスマホから分かるようになっているのでほとんど問題は無いと思います。
aptX Adaptive対応で高音質と低遅延を両立
以前のBluetoothコーデックは高音質なaptX・aptX HDか低遅延なaptX Low Latency (aptX LL) どちらかを選ばなければならず、アンテナの都合からそもそもaptX LLに対応していないスマホも多いという状況でした。
最近普及が進んでいるaptX AdaptiveはaptX HDとaptX LLの良いところ取りをしたコーデックで、低遅延 (目安50~80ms)・高ビットレート・低ビットレートのモード選択がシーン毎に自動的に選択される仕組みになっています。
実際に動画を見てみても、口の動きと音声のズレが気になることがなく、ゲームでもタップ音と動きのズレはほとんどないように見えました。
耳を手で塞いだり、3部屋離れてみたり電車中で使ったりしてみても途切れることはありませんでした。
低音やボーカルのほうが目立ちやすい調整がされており、高音は少し弱めでハイハットなどの音は隠れがちです。
フラット寄りの味付けのため、ポップスなどには不向きかもしれません。
とはいえ低価格イヤホンにありがちな無茶苦茶なバスブーストはなく、聞き疲れしにくいためこの価格帯のイヤホンとしては十分な音質だと思います。
接続する際は「ピロン」という音がするだけで、英語や中国語のアナウンス音声はありません。
タッチ操作に対応しており、ダブルタップで再生の一時停止・再開、音声アシスタントの起動ができます。
シングルタップの動作がないため、誤動作しにくいです。
耳から外すと自動的に再生が停止され、入れ直すと再開される着脱検知にも対応しています。
Redmi AirDots 3はXiaomiが作っているだけあって完全にAndroidに最適化されており、AACコーデックには対応していません。
大抵のAndroidスマートフォンはQualcomm SoC搭載でaptXかaptX Adaptiveどちらかには対応していますが、iPhoneは未だにAACにしか対応していないためaptXの恩恵を受けられません。
まとめ
- aptX・aptX Adaptive対応
- 低遅延
- 軽量・コンパクト
- 着脱検知対応
- USB-C充電、7時間の電池持ち
- IPX4防水
- 高音は弱め
- AACは非対応
Redmi AirDots 3は5千円台前半という格安さながらも、高音質で低遅延なaptX Adaptiveに対応しており、USB Type-Cでの急速充電にIPX4防水など普段使いに便利な機能も揃っています。
途切れにくく遅延が少ない再生環境を安価に手に入れられるので、最近のSnapdragon SoC搭載のAndroidスマートフォンを使っている人におすすめです。
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