POCO X4 GT と POCO F4 5Gがグローバルにて発表されました。
Dimensity 8100搭載のPOCO X4 GT
POCO X4 GTはMediaTek Dimensity 8100を搭載しています。
MediaTekといえばあまり性能が高くないというイメージでしたが、Dimensity 8100ではTSMC 5nmプロセスを採用することにより大幅に性能を向上。
最高画質の原神も平均55FPSほどで遊べてしまうレベルにまで進化しています。
LPDDR5メモリにUFS 3.1ストレージを搭載しており、ハイエンドスマホさながらです。
3.5mmイヤホンジャックも搭載しています。
ディスプレイは焼き付きの心配が無いLCDを採用。
輝度650 nits、144Hzリフレッシュレート対応LCDディスプレイで、コスト削減のために安物のAMOLEDを採用することを考えればLCDも良い選択肢だと思います。
リフレッシュレートは30 / 48 / 50 / 60 / 90 / 120 / 144Hzの7段階調整に対応しており、6.6インチFHD+解像度です。
アスペクト比は20.5:9で、幅が狭めです。
バッテリーは5080mAhで、67W急速充電に対応しています。
46分で満充電できます。
カメラは64MP + 8MP (超広角) + 2MP (マクロ) トリプルカメラです。
ステレオスピーカー搭載で、Dolby Atmos対応です。
残念ながら対応バンドは
- 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
- 3G: WCDMA:B1/2/4/5/8
- 4G: LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/20/28
- 4G: LTE TDD:B38/40/41
- 5G: Sub 6G:NSA&SA
- 5G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78
と少し少なめです。
POCO X4 GTはAliExpressにて6月27日 16時より販売されます。
8GB+128GB版が$299~です。
POCO F4 GTは日本に投入されましたが、今の日本ではXシリーズのモデルを販売した方がヒットしそうです。
ぜひともPOCO X4 GTも日本に投入してもらいたいものです。なお、POCO X4 GTとPOCO F4 5Gグローバル版はどちらもファームウェア内に技適マークはありませんでした。
Snapdragon 870搭載のPOCO F4 5G
POCO F4 5GはSnapdragon 870を搭載しています。
少し古めのSoCではあるものの発熱と性能のバランスが良いため、長期間のパフォーマンスの安定性でいえばSnapdragon 8 Gen 1よりむしろ性能を長く発揮しやすいほどです。
こちらもLPDDR5メモリとUFS 3.1ストレージを搭載しています。
ディスプレイはSamsung製E4素材の6.67インチAMOLEDディスプレイです。
輝度は最大1300nitsで、120Hzリフレッシュレートに対応しています。
48MP + 8MP (超広角) + 2MP (マクロ) トリプルカメラで、メインカメラはOIS (光学式手ぶれ補正) 対応です。
OISがあるとないのとでは特に夜景撮影の性能が大きく変わるため、ある程度夜景も綺麗に撮影したいという人にはX4 GTよりF4 5Gのほうが良さそうです。
POCOブランドでOISを搭載するのは地味にPOCO F4 5Gが初だそうです。
4500mAhバッテリーを搭載しており、67W急速充電に対応しています。
38分で満充電できるそうです。
対応バンドは
- 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
- 3G: WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28
- 4G: LTE TDD: B38/40/41
- 5G: Sub 6G:NSA&SA n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78
と幅広く、Y! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamo、IIJmioやOCN モバイル ONEなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。
POCO F4 5GはAliExpressにて6月27日 16時より販売されます。
6GB+128GB版が$329~です。