OnePlus 27W Freezing Point Cooling Back Clip (スマホクーラー) を購入しました。
より強力になった外付けクーラー
OnePlus 27W Freezing Point Cooling Back Clipは、前モデルの18Wよりも強力な27Wのパワーで冷やしてくれるスマホクーラーです。
OnePlus以外のメーカーでも利用できます。
先着特典のOnePlus特製指サックを目当てに買ったのですが結局もらえず、指サックは後日単品販売が始まったので別で買うことになってしまいました…。
本体と説明書のみで、ケーブルは付属していません。
重さは100.7gで、111.9gだった18Wバージョンよりも軽量化に成功しています。
USB Type-Cケーブル (C to C含む) で給電できます。
充電器はOnePlus以外のサードパーティ製USB PD充電器 (27W以上) も使えます。
ファン速度は3段階で調整できます。
1段階だとほとんど音が聞こえません。
2段階目はファンが回っている音が聞こえるものの、ゲームの音声は邪魔しすぎない程度でした。
冷却面はこのようになっています。
冷却性能が高すぎて、長時間使うと冷却面に結露ができてしまうほどです。
ツメの部分を動かしてスマホを挟み込み、USB Type-Cケーブルを接続して給電すれば自動的にファンが回り始めます。
微妙に位置調整できるようになっています。
動作中は赤いLEDが点灯します。
あまり目立ちません。
18Wバージョンとは異なり、排気口の位置が変更されています。
スマホを横持ちしたときに上下に排気するため、スマホを持つ指に冷たい風が当たることはありません。
OnePlus Ace 2で原神を最高画質・60FPS設定・スメールでプレイしたところ、平均56.8FPSでバッテリー温度は最大25.1℃とかなり低く抑えられていました。
スマホクーラーなしだと36℃にまで上昇していたため、クーラーがあれば発熱による性能制限が起きるまでの時間をかなり延ばせることになります。
8+ Gen 1・8 Gen 2は元々電力効率が良く性能制限が起こるまでの時間が長いため、クーラーで冷やせば鬼に金棒です。
OnePlus 27W スマホクーラーはBluetooth対応で、OnePlusスマホとペアリングすることでXモードと呼ばれるパフォーマンス最優先のゲームモードをオンにできます。
OPPO Find X6 Proではペアリング対象として一覧に出てきませんでした。
OnePlus Ace 2の場合、11_A.11にアップデートしないと有効化されませんでした。
クーラーを付けたままゲームを起動すると「X 模式」が出てこないので、ゲームを起動してからクーラーに給電すれば「X 模式」を出せます。
ゲームモードに追加されているアプリなら何でもXモードをオンにできます。
Xモードをオンにした状態では、平均59FPSへと大きく向上しました。
消費電力はあまり増えておらずCPU・GPU温度が70℃ほどまで上昇しているので、Xモードでは温度制御を緩めるようにしているのだと思います。
バッテリー温度は29℃ほどで通常モードよりは高いですが、それでもクーラーなしの時より低温です。
Snapdragon 8 Gen 2のOnePlus 11と互角の性能に引き上げられるのは素晴らしいですね。
もちろんOnePlus 11 + スマホクーラーだとさらに良い結果になるでしょうけど…。
OnePlusスマホで長時間安定したゲームプレイを楽しみたい方はOnePlus 27W Freezing Point Cooling Back Clipを購入してみてはいかがでしょうか。