Oladance OWS Proをいただきました。
耳への負担を抑えるオープンイヤー型
Oladance OWS Proはオープンイヤー型のイヤホンで、カナル型などと違って耳の穴に入れる必要がないため、長時間装着しても痛くなったり疲れた感じになったりしにくくなっています。
オープンイヤー型は構造上低音が弱くなりがちなのですが、23x10mmダイナミックドライバー・ダイナミックEQ・第2世代バーチャルベース技術を搭載することにより改善されています。
OWSとはOladance社が提案する「オープンウェアラブルステレオ」の略で、パワーアンプシステムや動的モニタリングにより音の表現力を改善し、耳が敏感ではない周波数帯域の音を敏感な周波数帯域に移すことで聴覚の健康への脅威を軽減してくれるそうです。
独特なデザインの箱に入っています。
日本語の説明書や保証書のほか、充電用ケーブルも付属しています。
15分の充電だけでも6時間再生可能
Oladance OWS Proのケースは滑らかな手触りで、指紋が付きにくいです。
USB Type-Cケーブルで充電でき、エナジーロック技術と150mAhバッテリー搭載のおかげで一回のフル充電で最大16時間再生できるそうです。
15分充電するだけでも6時間の再生ができるという急速充電に対応しています。
一般的な完全ワイヤレスイヤホンだと「ケースに入れたときに電源をオフにする」という挙動ですが、Oladance OWS Proはそれに加えて「イヤホン本体のボタンで電源をオフにする」こともできます。
ケースとイヤホン合計では102gでした。
ケースはわりとコンパクトですし、最低限の薄さなので鞄にも入れやすいです。
快適に装着できるイヤーフック
Oladance OWS Proのイヤーフックは形状記憶素材チタン製で、柔軟に動かせます。
圧力感知とタッチ操作に対応しています。
人間工学に基づいて荷重を均等に分散するサポート構造を採用しているそうで、確かに装着時に抑えつけられているような感覚はありません。
それでいて頭を振ったりしても落ちる様子はなく、ランニング中などでも安心して使えそうです。
合計6つのマイクを搭載し、風切り音低減機能もあるため通話中の音声もクリアに伝えられます。
IPX4防水のため、多少水しぶきでかかっても問題ないでしょう。
マルチポイント接続に対応しており、2台の機器にペアリングできるためPCとスマホで使いたい場合などに役立ちます。
定位感
定位感は特に問題なく、上下左右の動きもはっきり感じられました。
低音
低音がかなり強く、オープンイヤーであることを感じさせないほどの迫力です。
静かな部屋で元々の雰囲気そのままに聞きたい、という方には不向きですが、オープンイヤーは周囲の音がある運動中などに使うものですし、低音が強めぐらいでちょうど良く聞こえると思います。
指向性音響伝達技術が搭載されており、20cmほど離れた位置だとかすかに高音のクラップ音が聞こえる程度でした。
高音
高音はクリアに聞こえます。
低音に比べれば控えめではあるものの、十分です。
Oladance OWS Proは装着感が良く、周囲の音を聞きながら何か作業したい、運動したいという方にぴったりです。
オープンイヤー型でありながらも音質は良いですし、音漏れ防止やマルチポイント接続、室内専用集中モードなど便利機能が多く使い勝手が良いです。