Nothing Ear (stick)をいただきました。
目次
ハーフインイヤー型になったNothing Ear
OnePlus創業者が立ち上げたNothingが初めて発売した完全ワイヤレスイヤホンNothing ear (1)はカナル型でしたが、Nothing Ear (stick)はハーフインイヤー型となっています。
イヤホン本体の見た目はかなり似ているものの、ケースが回転ギミック付きの筒状に変更されています。
箱はNothingの他製品と同じく、お菓子のケースのようにビリビリと破かないといけないという、パッケージを綺麗に残しておきたい派泣かせの仕様です。
しかも両方を開かないとイヤホン本体とケーブルを取り出せません。
横の部分がのり付けされているため、ゆっくりと剥がすとあまり破らずに開けられました。
Nothing Ear (stick)本体カバーには使い方が書いてあります。
USB Type-Cケーブルが入っている筒にも説明書とアプリインストール用の二次元コードが入っています。
回転させて取り出すギミックのケース
Nothing Ear (stick)のケースは回転させることでイヤホンを取り出せる仕組みになっています。
ケースはカチッとはまるので、鞄の中で開いてしまうことはないと思います。
ケースを開けるとこのようにLEDインジケーターが光ります。
上部のUSB Type-Cポートの横にあるボタンを長押しすることでペアリングできます。
一回の充電で最大7時間の連続再生ができ、ケースで充電すれば最大29時間再生できるそうです。
デザインを踏襲しつつハーフインイヤー型に
Nothing Ear (stick)はスティック部分が透明になっており、中のパーツが見える独特なデザインです。
イヤホン本体はIP54防水防塵です。
3つのマイクを搭載しており、Clear Voice Technologyで音声を強調、風切り音や周囲の雑音を除去することでクリアな通話ができるようになっています。
アクティブノイズキャンセリングには非対応です。周囲の音を聞きやすいインイヤー型なので、あえて非搭載にしたのでしょう。
Nothing Ear (1)とは異なりハーフインイヤー型になっているため耳への負担が少なく、周りの音が少し聞こえやすいです。
イヤホン本体の重さは両耳で8.8gです。
ケース込みだと合計54.5gです。
軽くて細長いため、持ち運びの際に邪魔になりません。
アプリでイコライザーや低遅延モードの設定が可能
Nothing Ear (stick)はFast Pairに対応しており、ペアリングモードにしてAndroidスマホに近づけると専用ダイアログが出てすぐペアリングできます。
ペアリング後にNothing Xアプリのインストールもできます。
Nothing XアプリではNothing Ear (stick)のイコライザー調整やボタン操作の変更などができます。
左右それぞれのアクションを設定できます。
イヤホンのみで音量操作することもできます。
操作はスティック部分をつまんで押すタイプです。
押した時にプチッと音が鳴るので、まるで物理ボタンを押したような感覚になります。
単なるタッチ操作よりも誤作動が起きにくそうなので良いですね。
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AACコーデック対応
Nothing Ear (stick)はSBC・AACコーデックに対応しているため、AndroidのほかiOS機器でも高音質な音楽再生が可能です。
Nothing Xアプリでは低レイテンシーモードをオンにできます。
通常時ラウンドトリップが400msのところ、低レイテンシーモード有効時は316msへと減少していました。
音質の変化は特に感じませんでした。
定位感
定位感は特に問題なく、上下左右の動きもはっきり感じられました。
若干遠くの音が少し近めに鳴っているように感じられます。
低音
低音は重低音の響きがドンドンと強く、インイヤー型とは思えない迫力がある音です。
インイヤー検出をオンにしていると「低音ロック」と呼ばれる機能が働き、自動的にイコライザー調整して低音をさらに引き上げるようです。
高音
高音はクリアですが、低音が強めなためか若干押され気味で、少し聞こえにくいです。
Nothing Ear (stick)は独特なデザインで軽量な本体・ケースを採用しており、おしゃれさと実用性を両立しています。
耳への負担が少ないインイヤー型のため、カナル型では自分に合わないという人におすすめです。
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