評価: 5
レーザー彫刻機LaserPecker 2 Proをいただきました。
手軽に素早くレーザー彫刻できる
LaserPecker 2は彫刻・カットができるレーザー彫刻機です。
スマホと連携することで簡単に彫刻指示ができ、保護シールドや取っ手もついているため手で持って壁面などに彫刻してしまうこともできます。
LaserPecker 2 Proだと電動ローラーがセットになっています。本体性能は無印と共通です。
技適マークがあります。
ただ本体には刻印されていないので厳密には無効だと思います。
保護シールド、電源アダプターなどが付属しています。
サンプルとしてものさしや木の板、金属片もあります。
目を保護するためのゴーグルやUSB Type-A to C L字型ケーブルも付属しています。
組み立てはかなり簡単で、レーザー彫刻機本体を昇降バーに取り付けた後、ネジで台座に付ければ完成です。
保護シールドを使って彫刻する場合は彫刻機の下側にあるくぼみに引っかけます。
上部にある取っ手を使えば、斜めの場所や壁面に押し当てて彫刻することもできます。
ちょっとややこしいですが、電源ケーブルを彫刻機本体につないだ後、付属のUSB Type-A to C L字型ケーブルで昇降バーと保護シールドを繋ぎます。
台座や保護シールドを使わない場合は、彫刻機本体に電源ケーブルをつなぐだけで大丈夫です。
アプリで彫刻指示できる
LaserPeckerアプリをインストールしてBluetooth接続することで、彫刻する画像やパターンを送信できます。
機械翻訳ですが問題なく使える程度の日本語になっています。
画像を選んだ後に表現方法やサイズの変更、文字の追加などができます。
高さや幅をmmで指定します。
解像度は2Kを選んでおいた方が滑らかな仕上がりになります。
素材によっては1Kのほうが良い場合もあるそうです。
「プレビューを開始」を押すと、どの位置に彫刻されるのか光のラインで示してくれます。
あまり深く彫らないタイプの素材であれば、かなり素早く彫刻が終わります。
布だと数十秒で完了しました。
素材は彫刻画面でダンボール、革、竹、木、プラスチックなどいくつか選べるようになっています。
選択肢に応じて自動で出力を調整してくれます。
自分でカスタムした設定を保存することもできます。
木の場合だと効率100%、深さ5%になり、2K解像度・幅80mmほどで約3分24秒かかりました。
若干図の周囲が焦げましたが、かなり綺麗に彫刻できています。
特に木に彫刻する場合は煙がかなり出るので、屋外でやったほうが良いです。焦げ臭いニオイがきついです…。
アプリ内での変換時に細い線が消えてしまうことがあるため、あらかじめ白黒にしておいたほうが綺麗になるかもしれません。
石にも彫刻できます。
石の場合は深さ50%になり、深く彫られることになります。
50mmほどで7分16秒かかりました。
コンクリート片でやったところ少し青くなりましたが、綺麗なシルエットで彫刻できていました。
Proにはローラーが付属
LaserPecker 2 Proには電動ローラーが付属しています。
LaserPecker 2本体にセットして使うもので、これがあれば筒状のものや長い板などにも彫刻ができます。
設定で「多機能電動台座」をオンにすることで利用できます。
少しずつ転がして彫刻されるので、連続するパターン柄の時に特に効果を発揮します。
反射するものや燃えやすいもの以外はだいたい何でも彫刻できるので、自分だけのオリジナルとして手軽にサクサクと製作できちゃいます。
傘の柄に模様を付けて他の人のものと見分けが付くようにするなど、油性ペンやシールでは難しいこともできます。
LaserPecker 2は$845.99、LaserPecker 2 Proは$1049.78で販売されています。
LaserPecker 2はクーポンNNNLaserpercker2
にて$799.99、LaserPecker 2 ProはクーポンNNNLaserPecker2Pro
にて$999.99で購入できます。
ローラーを使う予定があればProを、使いそうに無ければ無印を買うと良いと思います。