KanDao Meeting Ultraレビュー。4Kカメラに15.6インチ画面2つ付きでウェブ会議が便利に

Kandao Meeting Ultra

KanDao Meeting Ultraをいただきました。

360°カバーで全員が会議に参加しやすい

複数人で集まってウェブ会議をする際、大抵は1台のウェブカメラをみんなで見つめる形になることが多いかと思います。

KanDao Meeting Ultraなら360°映せるカメラに加え2つのディスプレイまで搭載しているため、両サイドの人が自然に向き合った状態で会議できるようになります。

「見る、聞く、話す、リアルなコミュニケーションをつくる」というスローガンで

  • デュアル4K HDR超広角カメラとAIフェイストラッキングのおかげで、会議の参加者全員が平等に映し出される
  • 高音質なスピーカーと8つの無指向性マイクアレイを搭載し、参加者が自由に話したり聞いたりできて会議情報が明確に伝わる
  • 複数の会議表示モード(ギャラリーモード、スピーカーモード、グローバルモード)により、さまざまな会議ニーズに対応

というメリットがあります。

KanDao Meeting Ultra

付属品は電源アダプター、USB Type-Cケーブル、リモコン、説明書です。

KanDao Meeting Ultraはタッチパネルでも操作できるものの、リモコンを使えば少し離れた位置に置いていても操作できるようになります。

付属品

KanDao Meeting Ultraのディスプレイは15.6インチFHD解像度で、IPS 10 点静電容量式です。

ディスプレイが両側に付いており、どちらも同じ内容が表示されます。

ディスプレイ

このように48°の角度調整ができます。

ディスプレイ

60Hzリフレッシュレート対応です。

ディスプレイ

上部のカメラにはカバーも付いているため、使わないときは被せておけば安心です。

カバー

電源ボタンやミュート、音量ボタンなどは上部にあるため、リモコンがなくても本体だけで操作できます。

ボタン

左右の側面にポート類があります。

電源はUSB Type-Cポートで、65W以上のUSB PD対応充電器であれば付属アダプターを使わなくても給電できます。

HDMIや有線LANポート、USBポートがあり、企業向けとしては嬉しいケンジントンセキュリティロック対応です。

HDMIの入力ポートでPCと接続した場合は、PC側の画面をKanDao Meeting Ultraの2つのディスプレイで表示できます。

HDMIの出力ポート2つでは外部ディスプレイに接続してKanDao Meeting Ultra本体とは別の映像を映せます。

ポート

有線LAN・イーサネットのほかWi-Fiも利用できます。

Wi-Fi 6・1Gbpsイーサネット対応です。

ニアバイシェアなども利用できます。

Wi-Fi

もう片方には映像出力用のUSB Type-CポートやUSB Type-Aポート、microSDカードスロットがあります。

ポート

単体でもPC接続でも利用可能

KanDao Meeting UltraはAndroid OSを搭載しているおかげで、単体でもウェブ会議を始められます。

日本語にしっかり対応しており、技適マークもあります。

KanDao Meeting Ultra

PCなどと接続した場合はウェブカメラとして認識され、PCとKanDao Meeting Ultraどちらでも映像を確認できます。

ノートPC

初期状態ではPlayストアの認証がされていないため、GSF IDをGoogleのホワイトリストに登録するよう求められます。

GSF

登録後、ホワイトリスト追加が反映されればGoogle Meetなど他アプリもインストールできるようになります。

ダウンロード

Playストアの画面が開くので、Playストア上の戻るボタンや検索ボタンを押せば他のアプリも普通にインストールできます。

Rockchip RK3588、Android 12搭載であることが分かります。

Android

Rockchipといえば低性能なSoCが多い印象ですがRK3588は(あくまでローエンドの中では)なかなか性能が良く、MediaTek Helio G99と同等以上の性能を持っています。

ウェブ会議などでの操作には十分ですし、動作がもっさりすることもありません。

Geekbench

ウェブ会議で便利な機能を複数搭載

KanDao Meeting Ultraのカメラは4K 30FPS・HDRに対応しており、逆光になるような場面でも人の顔が見えにくくなりません。

話者を大きく表示する「スピーカーモード」、すべての参加者を表示する「ギャラリービュー」、画面を2分割して180°のパノラマ映像で部屋全体を映せる「グローバルビュー」の3つのモードがあります。

カメラ

人の顔を認識して自動で追跡・調整され、後から手動で拡大縮小したり移動したりできます。

人の顔の認識は素早く、少し早めに動いても追随してくれました。

映したくないエリアを指定することもできます。

解像度や追跡の感度はオプションで変更できます。

8 個の無指向性マイクを搭載しており、ノイズリダクションでクリアな音声にしてくれます。

スピーカーは10Wで、他のスピーカーを繋がずともKanDao Meeting Ultra単体で十分です。

解像度

Windows・Android・iOS機器向けのミラーリング機能も用意されています。

ミラーリング

 

KanDao Meeting Ultraが1台あれば複数人でのウェブ会議がかなり快適になります。

リアルの会議と同じような座り方で全員の顔が見えやすい状態で会議ができるため、会議の進行もスムーズになるかもしれません。

2023/08/06現在397,850円で購入できます。

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