DOMIWEAR DM30スマートウォッチをいただきました。
GPS搭載、4G通信も
DOMIWEAR DM30スマートウォッチは素のAndroid 9.1を搭載したスマートウォッチです。
独自OSしかインストールされていないスマートウォッチと違って普通のスマホのようにPlayストアからアプリをインストールできるため、できることの自由度が違います。
4Gデータ通信にも対応しており、GPS搭載でスマホがなくても運動記録を残しやすくなっています。
マグネット充電ケーブル、保護フィルム (1枚は貼り付け済み)、SIMピン、説明書が付属しています。
DOMIWEAR DM30の重さは保護フィルム込みで66.4gです。
1.6インチ円形ディスプレイ
DOMIWEAR DM30は400 x 400解像度の1.6インチ円形ディスプレイを搭載しています。
メモリ4GB + 64GBストレージでUnisoc SC9832Eを搭載しており、操作感はスムーズです。
リフレッシュレートはちゃんと60Hzです。
円形のままだとAndroidアプリの端が見切れてしまうので、電源メニューでスクエア表示に変えた方が見やすくなります。それでも端が切り取られてしまいますが…。
上部側面と画面横にカメラが搭載されており、顔認証や写真撮影が可能です。
画質は微妙ですが、手で固定しなくて済む分スマホでは撮影しにくい場所での撮影はしやすくなります。
レザー表面のストラップ
ストラップは裏面はTPU、表面はレザーとなっており、すべてTPUのスマートウォッチに比べると高級感があります。
腕が太い人向けに余裕を持った作りになっているようで、私の場合はストラップが結構余りました。
裏面にはセンサーやスピーカーがあります。
普通は認証情報が書かれている部分には商品説明が書いてあります。電磁的表示もありません。
4G通信はできるがVoLTEに注意
DOMIWEAR DM30はnano SIMスロットがあり、
- GSM:B2 + B3 + B5 + B8
- WCDMA:B1 + B2 + B5 + B8
- LTE-FDD:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B20
- LTE-TDD:B38 + B39 + B40 + B41(100M)
のバンドに対応しています。
ただ、どうも日本のキャリアでのVoLTEが使えないようなので、3G通話できるY! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線でないと使うのは難しそうです。
GPS、Beidou、Glonassによる位置情報取得にも対応しています。
画面が小さいので見にくいですが、DOMIWEAR DM30単体で現在地情報を見られるので、スマホを持たずに歩き回りたい時などには役立ちます。
画面をオフにするとアプリが即終了されるので、画面を消しつつ使いたい場合は設定で除外しないといけません。
センサー精度は低め
DOMIWEAR DM30はGaoFitアプリでスマートフォンと連携させられます。
心拍数や歩数、睡眠モニタリングのほか血中酸素濃度 (SpO2) も計測できる…のですが、手動計測すると89%だったり97%だったりと全く安定せず、1時間おきの自動計測だと常に89%になっていました。
本当に89%が続いているなら今頃死んでいるでしょうし、精度が低いと言わざるを得ません。
同時期に他のスマートウォッチで計測すると98~99%でした。
血中酸素濃度を自動計測するようにしているとバッテリーを多く消費するため、オフにしておいたほうが良いと思います。
「補助入力」でDOMIWEAR DM30側に文字入力できるのですが、これが物理キーボードを接続したと認識されてしまうようで、言語切り替えの通知が頻繁に出てきてしまうようになります。
ソフトウェアキーボードも表示させるオプションを有効にしないとキーボードが出なくなってしまいますし、DeXモード使用時などDOMIWEAR DM30以外にキーボードを接続している場合は特に面倒なことになります。
スマートウォッチ側にスマートフォンの通知を表示させるオプションがありますが、電話やSMSぐらいしか表示できません。
「その他」を選ぶとシステムの内部的な通知を含めすべての通知が表示されてしまい、使い物になりません。
DOMIWEAR DM30はスマートウォッチとしての機能性は少し劣りますが、Android搭載超小型スマホとして見ると面白いと思います。
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