評価: 5
サンバサダー企画にて、サンワサプライ・サンワダイレクト様よりIoTスマート宅配ボックスをいただきました。
面倒な暗証番号なし、スマホだけで解錠できる
コロナ禍で通販に頼ることが増えたという方が多いと思いますが、通販について回るのが「不在時だと受け取れない」問題。
そんな時に役に立つのが「サンワサプライ IoTスマート宅配ボックス 90L 300-DLBOX020W」です。
不在時以外にも、Amazonなどで広まっている置き配をしてもらうための置き配ボックスとして使うこともできます。
約W450×D500×H650mm・約10.5kgで結構大きめです。
防滴構造・防サビ塗装のため、雨に濡れてしまいやすい場所にも設置できます。
120サイズほどのダンボールにまで対応していて、宅配ボックスに同時に入れられるのは最大3つまでです。
付属品は説明書、ドライバー、ネジ、ボルト、鍵 (2個) です。
宅配ボックス本体の梱包に鍵がくっついていて、他は宅配ボックスの中に入っています。
鍵をなくした場合は有料で作り直してもらうこともできます。
宅配ボックスの背面に、固定用・盗難防止用のワイヤーなどを取り付けられます。
取っ手の部分の裏側のネジ止めされたカバーを外し、単三電池 6本を入れるようになっています。
コンセントにつなぐ必要はないため、好きな位置に置けます。
宅配業者向けのマニュアルPOPもあります。
マグネットでくっつけられるタイプなので、不要であれば取り外せます。
実際に荷物を入れる際の解錠と、荷物が入った後の解錠をやってみました。
後述しますが荷物が入った後はスマホに表示されるコードをスキャンするだけで解錠できるため、
- 宅配業者が暗証番号を間違えてしまった
- 字が汚くて暗証番号が読めない
- なりすましで他人に解錠されてしまう
といった問題がありません。
暗証番号を入れるタイプの宅配ボックスを買った人に以前聞いた話だと「暗証番号を間違って書かれる」というのは意外と多いらしく、毎回マスターキーで開かないといけないのが大変だということでした。
手間が掛かるのは嫌だなぁと敬遠していたのですが、サンワサプライの宅配ボックスなら心配なさそうです。
アプリで荷物が投函されたかすぐ分かる
宅配ボックスの管理には、PacPortというスマホアプリを使います。
Android・iOS用に配信されています。
アプリを利用するには登録が必要で、荷物を受け取るときの名前を入れないといけません。
携帯電話の電話番号も必要です。
SMS認証が済めば登録完了です。
荷物の受け取りに使う電話番号と違う場合は、「荷受人電話番号の登録」で固定電話の番号などを追加登録できます。
「デバイスグループ」画面で、右上のプラスボタンを押すことで宅配ボックスとペアリングできます。
名前を個別に付けられるので、例えば2個宅配ボックスを買えば両方とも一つのアプリ内で簡単に管理できます。
家族やグループでシェアして使う用途も想定されているそうで、その場合は荷物の宛先の人だけが解錠できます。
2.4GHzのWi-Fi アクセスポイントのSSIDとパスワードを入れて接続します。
宅配ボックスの解錠にはWi-Fiに繋がっている必要があるので、電波が弱ければ中継器を用意するなどしておきましょう。
マイページでメールアカウントを追加すると、自動的にメールを読み取って追跡番号を宅配ボックスへと登録してくれます。
パスワードを入力しないといけないので不安だ、という場合は都度手で入れることもできます。
荷物が届くと、このように通知が届きます。
宅配ボックス内部にカメラがあり、投函された時点の写真もアプリから確認できます。
荷物を取り出したときにも通知がくるため、家族が受け取ったかどうかなども把握できます。
荷物を取り出す際はアプリで解錠コードを表示して、それを宅配ボックスのバーコードリーダーでスキャンするだけです。
ダイヤル錠を回したり鍵を挿したりする必要もありません。
万が一スマホやWi-Fiが使えなかったり電池切れしたりした時は、付属の鍵で開けられるようになっています。
従来型の宅配ボックスと違ってスマホだけで簡単に開けられますし、スマホに写真付きで通知が来るので外出先でも安心です。
通販で良く買うけれど家を空けることが多い、という方はサンワサプライ IoTスマート宅配ボックス 90Lを使ってみてはいかがでしょうか。
サンワダイレクトでは2022/06/01現在54,800円で販売されています。
本体色はホワイトのほかダークシルバーもあり、サイズは54Lの小さめバージョンも用意されています。