BMAX MaxPad I9 Plusレビュー。1万円切りでWidevine L1やWi-Fi 6対応のタブレット

BMAX MaxPad I9 Plusをいただきました。

壊れても買い換えやすい1万円切りタブレット

BMAX MaxPad I9 Plusは1万円切りという激安価格のAndroidタブレットです。

性能不足ではあるものの万が一壊れてしまっても買い換えやすいですし、子供に動画を見せる用途など高いタブレットを使うのは気が引ける、という場面で役立ちそうです。

付属品は充電器とケーブル、説明書です。

ディスプレイは1280 x 800解像度で、文字がややぼやけて見えます。

少し離れた位置から見る分にはあまり問題ありません。

明るさは243nitで、屋内向きです。

明るさは手動調整しないといけません。

リフレッシュレートはちゃんと60Hzです。

激安価格でありつつも、Widevine L1に対応。

AmazonプライムビデオなどでHD画質でのストリーミング再生ができます。

価格相応のハード

背面はメタリックな印象ですが、おそらくプラです。

質感はあまり高級感はなく価格相応といったところです。

スピーカーが背面に設置されており、ボーカルは聞こえやすいものの低音や高音はスカスカしています。

音楽鑑賞には向きませんが、動画のながら見などには十分でしょう。

重さは488.9gです。

側面にUSB Type-CポートとmicroSDカードスロットがあります。

microSDカードスロットは剥き出しなので、持ち運びの際などに押されて飛んでいってしまう可能性があります。

USB Type-CポートはUSB-C to Aケーブルでないと反応しないタイプでした。

イヤホンジャックがあるため、有線イヤホンを変換アダプターなしで使えます。

激安なのにWi-Fi 6に対応しているため、Wi-Fi 5止まりの他社タブレットと違ってリンク速度が600Mbps程度になり、ダウンロードなどが高速です。

ただし肝心のストレージが遅いので、アプリのインストール時などはダウンロードこそ早めに終わっても「インストール中」で時間がかかります。

もっさり気味の動作

BMAX MaxPad I9 PlusはRockchip RK3562を搭載しています。

Geekbenchではマルチコアで4桁にいかないレベルの低い性能で、実際の動作ではイライラするほどの重さではないもののワンテンポ遅れるように感じます。

性能が低い割には発熱しやすい印象で、動画再生していると背面が暖かくなってきました。

ストレージの速度もかなり遅いです。

激安価格なのでこのあたりは割り切るしかありませんね…。

 

1万円切りで雑に扱えるタブレットが欲しい、という場合には良いと思います。

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