Blackview Tab 12をいただきました。
目次
4G・microSDカード対応Androidタブレット
Blackview Tab 12は10.1インチディスプレイを搭載したタブレットです。
付属品は充電器、USB Type-Cケーブル、説明書です。
保護ケースが付属しています。
裏面は半透明で、カメラの出っ張りがなくなります。
10.1インチIPSディスプレイ
Blackview Tab 12のディスプレイは10.1インチ FHD+解像度です。
アスペクト比は16:10で、動画を見る際にあまり黒帯が出ません。
最初から保護フィルムが貼られていますが気泡入りで、指紋が残りやすいです。
WALT Latency Timerで計測したタッチレイテンシーはタッチからカーネルが17.4ms、カーネルからJavaが3.0ms、画面描画が46.4msで合計66.8msでした。
タッチ遅延が大きめなので、判定がシビアな音ゲーなどには不向きです (このタブレットでプレイしようとする人はいないでしょうけど…)。
残念ながらWidevine L3で、せっかくのFHD解像度なのにストリーミングサービスでのHD画質再生ができません。
YouTubeがメインの人なら問題ないでしょう。
メタリックな背面
Blackview Tab 12の背面はメタリックなデザインで、指紋が付きにくいです。
技適マークはシールで貼られています。
重さは420.9gです。
背面には13MPカメラがあり、メモ用途ぐらいになら十分です。
3.5mmイヤホンジャックを搭載
Blackview Tab 12は正面右下のほうに3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。
WALT Latency Timerでオーディオ出力レイテンシーを計測すると72.3msで、MIDI入力は0.2ms、MIDI出力は1.2msでした。
ものによっては完全ワイヤレスイヤホンよりも遅延が大きくなるぐらいなので、やはり音ゲーではなく単純な音楽再生向きです。
4G対応
Blackview Tab 12は4G対応で、nano SIM 2枚もしくはnano SIM + microSDカードを入れられるようになっています。
デフォルトではVoLTEオプションがなく、通話できません。
LTE Onlyなどにオプションを変えることでデータ通信はできますが、日本で発売するならVoLTEに対応しておいてもらいたかったです。
【2022/06/29追記】
メーカーと協力してテストした結果、少なくともau回線では問題なくVoLTE有効・4G通話ができるようになりました!
VoLTE対応アップデートは今後配信される予定です。
ステレオスピーカーを搭載
Blackview Tab 12はステレオスピーカー搭載です。
音量は十分ですが、低音は弱めです。
最低限普段使いできるスペック
Blackview Tab 12が搭載しているUnisoc SC9863AはSnapdragon 439より少し低い程度の性能です。
ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0ではスコア4425でした。
ミドルレンジ以上のスマホに比べると少しゆっくりとした動作になってしまいますが、1万円台のタブレットとしては十分なレベルの動きです。
Geekbench 5ではシングルコア143、マルチコア665です。
仮想メモリ、日本語対応のAndroid 11 OS
Blackview Tab 12はAndroid 11を搭載しており、PlayストアなどGoogle系アプリやゲームなどがプリインストールされています。
最近流行の仮想メモリ機能もあり、デフォルトでは2.34GBが割り当てられています。
ダブルタップで画面点灯のジェスチャーなどはなく、持ち上げて画面点灯するものや三本指でのスクリーンショットのジェスチャーはあります。
多少動作はゆっくりですが、もっさりとまではいかずキーボード入力なども動作遅れは起きないので、クーポン込み1万円台で買えるタブレットとしてはなかなか良いと思います。
Widevine L3ということもあり動画のストリーミング再生はSD画質になってしまいますが、YouTubeなどDRMが絡まない動画ならFHD画質で楽しめるため、有料動画以外を見るのがメインという方にはお手頃な選択肢となりそうです。
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