Blackview BL8800レビュー。赤外線カメラで暗闇でも見通せる、MediaTek Dimensity 700搭載タフネススマホ

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背面

評価: 4

Blackview BL8800を貸し出していただきました。

ナイトビジョンカメラ搭載タフネススマホ

Blackview BL8800はMediaTek Dimensity 700を搭載したスマートフォンです。

防水防塵・耐衝撃というタフネススマホで、真っ暗闇でも障害物が分かる赤外線ナイトビジョンカメラを搭載しています。

  • 赤外線ナイトビジョンカメラ搭載
  • 防水防塵・耐衝撃
  • カスタマイズできるサイドキー
  • 8380mAhの大容量バッテリー
  • 重い、ゴツい
  • カメラはノイズが目立つ
Blackview BL8800 
OS Android 11
RAM 8GB LPDDR4X
ストレージ 128GB UFS 2.1
プロセッサ MediaTek Dimensity 700 (MT6833)
ディスプレイ 6.58インチ FHD+
サイズ 176.2 x 83.5 x 17.7mm
重さ 365g
SIM nano SIM + nano SIM
メインカメラ 50MP (Samsung s5kjn1)
+ 20MP (赤外線 Sony IMX376)
+ 8MP (超広角 GalaxyCore gc8034)
+ 2MP (深度 GalaxyCore gc5035)
フロントカメラ 16MP (Samsung S5K3P9)
バッテリー 8380mAh
USB端子 USB Type-C (USB 2.0)
バンド 5G:N1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/79
TDD:B34/38/39/40/41
FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/30/66
WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
CDMA:BC0/BC1/BC10
GSM: B2/3/5/8

付属品

6.58インチディスプレイ

Blackview BL8800は6.58インチFHD+解像度のディスプレイを搭載しています。

水滴型ノッチ採用です。

ディスプレイ

彩度が少し高めに調整されているように感じます。

明るさの自動調節にも対応していますが、反応が少し遅めです。

明るさ

手袋を付けていても操作できるグローブモードを利用できます。

軍手を付けて作業中にスマホを触る、というようなこともしやすくなりますね。

グローブモード

ナビバーはボタンとジェスチャー操作から選べて、ジェスチャー操作では左右の端の感度も調整できます。

ナビバー

Widevine L3でした。

Widevine

ストラップホール付き

Blackview BL8800は防水防塵・耐衝撃を実現するため、かなりゴツいボディとなっています。

背面

吊り下げておけるようストラップホールが付いています。

ストラップホール

8380mAhと大容量なバッテリーなのは良いですが、重量371.3gと一般的なスマホ2台分弱でかなり重たいです…。

重さ

赤外線カメラで夜道も安心

Blackview BL8800は50MPクアッドカメラを搭載しています。

撮影した写真はこちらに保存しています。

カメラ

拡大してみるとドット型のノイズが目立ちます。

ノイズ

赤外線カメラは通常の撮影モードの左端に出る「夜景」を押すと有効化できます。

日本語訳が被っていてややこしいですが、メインカメラを使う夜景モード・ナイトモードとは別です。

赤外線カメラ

メインカメラでのナイトモードと赤外線カメラの夜景モードで比較してみると、赤外線カメラのほうが石像をくっきりと映せていることが分かります。

暗闇で同化してしまっている、左端の黒い置物もはっきり認識できます。

白黒になるので風景撮影などには不向きなものの、赤外線カメラがあれば光のない夜道などでも障害物や動物がいないか確認できるので、安全に移動できるようになります。

夜景

赤外線カメラ

カスタマイズできるサイドキー付き

Blackview BL8800の左側面にはSIMスロットとサイドキーがあります。

SIMスロットは指で取り出せるタイプです。

サイドキー

サイドキーはクリック、ダブルクリック、長押しそれぞれに機能を割り当てられます。

スクリーンショット撮影や録音開始、アプリ起動など好きなようにカスタマイズできるため、画面を触らなくてもすぐ操作ができます。

防水を活かして水中で撮影するときなどにも役立ちそうです。

キー

VoLTE対応で、通話も可能でした。

対応バンドは

  • 5G:N1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/79
  • TDD:B34/38/39/40/41
  • FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/30/66
  • WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
  • CDMA:BC0/BC1/BC10
  • GSM: B2/3/5/8

とかなり幅広く、Y! mobileSoftBankLINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamoIIJmioOCN モバイル ONEなどのdocomo回線でも問題ないでしょう。

VoLTE

右側面には電源ボタンや音量ボタンがあります。

サイドキー

33W急速充電対応のUSB Type-Cポート

下部にはUSB Type-Cポートがあり、防水のためフタが付いています。

フタが邪魔になって、ケーブルによっては挿しにくいです。

33Wの急速充電に対応しています。

USB Type-C

タフネススマホとしてはそこそこの性能

タフネススマホは頑丈さに全振りして性能が低いことが多いですが、Blackview BL8800は8GBメモリに128GB UFS 2.1ストレージ、MediaTek Dimensity 700を搭載しており、普段使いなら十分快適に使えるレベルになっています。

 

Geekbench 5ではシングルコア539、マルチコア1682です。

パッケージ名を原神に偽装したバージョンでも大きな変動はなかったので、いわゆるベンチマークブーストは行っていないと思います。

CPU

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0ではスコア8047でした。

PCMark

3DMark Wild Life Stress Testではスコア1101で、温度上昇は24℃→26℃ (2℃上昇)、4~8 FPSでした。

3Dゲームは無理だと思っておいたほうが良いです。

3DMark

ストレージ性能はそこそこの速さで、突っかかりは感じません。

ストレージ

オートデフラグというオプションもありますが、果たして効果はあるのかどうなんでしょう…。

デフラグ

まとめ

  • 赤外線ナイトビジョンカメラ搭載
  • 防水防塵・耐衝撃
  • カスタマイズできるサイドキー
  • 8380mAhの大容量バッテリー
  • 重い、ゴツい
  • カメラはノイズが目立つ

 

Blackview BL8800は普段使いが十分快適にできるタフネススマホで、特に赤外線ナイトビジョンカメラのおかげで暗闇でも周りを確認しやすいため、キャンプ・山登りなどアウトドアで安心してスマホを使いたい方におすすめです。

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