評価: 5
Baseus PowerCombo電源タップをいただきました。
目次
USB PD充電器に電源タップ機能を統合
Baseus PowerCombo電源タップはコンセント2つに加え、USB Type-Cポート2つとUSB Type-Aポート2つを搭載しています。
USB機器を充電しながらACアダプターが必要な機器も使えるという隙の無い構成で、コンセントが1つしかない場所で複数機器を充電・利用する際に役立ちます。
- 1250W、電源タップ機能付きなのにコンパクト
- ほこり防止シャッター付き
- USB PD 65W / PPS 55W対応
- Quick Charge 4+など対応
- 重いため持ち運びには不向き
Baseus PowerCombo | |
---|---|
サイズ | 9.7 x 4.1 x 3.8 cm |
重さ | 実測361g |
USB Type-C出力 | 商品説明:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3.25A PPS記載なし 実際のPDO:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3.25A PPS 5~11V/5A |
USB Type-A出力 | 5V/1A 5V/3A、9V/3A、12V/3A、20V/3A |
ポート数 | USB Type-C x2 USB Type-A x2 ACコンセント x2 |
付属品はUSB Type-C to Cケーブル (5A対応)、日本語説明書と保証書です。
プラグ面に仕様が書いてあり、PSEマークもちゃんとあります。
最大で65W出力対応で、ポートの使用状況に応じて出力が変わります。
USB Type-C x2、USB Type-A x2の合計2ポートです。
左右に1つずつコンセントがあります。
高出力なのに通常のUSB PD 65W充電器と同じようなサイズ感で収まっているのは凄いです。
USB機器に充電しながら、ACアダプターが必要なタイプの機器も利用できます。
コンセントが一つしかない座席やカフェなどでも、Baseus PowerComboがあれば複数の機器を同時に使いやすそうです。
重さは361gでした。
高出力対応のためケーブルが太いこともあり、持ち運ぶ際は少し邪魔になってしまいます。
延長ケーブルとUSB PD充電器を別々に持ち運ぶことを考えたらマシですし、こればかりは仕方がありません。
問題なし
Cold Socket (非Vbus Hot) – ○
USB Type-Cの規格では、機器が接続されたことを確認してからVbusに電圧をかけるよう定められています。
この充電器は機器が接続されていない状態ではVbusに電圧をかけておらず、規格に適合した動作をしています。
Bridged CCs – ○
USB Type-Cポートは別個のRpでプルアップされています。
e-MarkedケーブルでもSinkの接続を検出できるため、問題なく充電できます。
PDO – ◯
仕様とTotal Phase USB Power Delivery Analyzerで確認した実際に通知されているPDOは一致していました。
PPSは記載されていませんでしたが、3.3V~11V / 5Aとなっています。
高速充電規格 – ✕
USB Type-CポートではUSB PD以外の急速充電規格であるQuick Charge 4+、Quick Charge 2.0/3.0などに対応しているため、厳密には規格違反です。
実用面では古い機器もこれ一つで急速充電できるメリットがあります。
過電流防止機能 – ○
20VのPDOでは、19.431V / 3.8318A = 74.455Wで出力がシャットダウンされました。
まとめ
- 1250W、電源タップ機能付きなのにコンパクト
- ほこり防止シャッター付き
- USB PD 65W / PPS 55W対応
- Quick Charge 4+など対応
- 重いため持ち運びには不向き
Baseus PowerComboは1250Wまでのコンセントと65WまでのUSB Type-C・USB Type-Aポートの両方を搭載しているため、あらゆる機器へ給電できます。
コンセントが一つしかない場所でもこれさえあれば便利になりますし、ACアダプターを使わないといけない機器も使いたい方におすすめです。
Baseus PowerComboは2022/01/16現在Amazonにて5,999円で購入でき、15%オフクーポンが配布されています。
USB Type-C製品のレビューが役立った場合、私のほしい物リストから何か贈っていただけると嬉しいです。