OriginOSを搭載したvivo iQOO Neo5でVoLTEを有効化する方法を紹介します。多分これが一番早いと思います。
SIM入替後のネット初期化が必要
iQOOシリーズのうちSnapdragon SoC採用端末では、
- Activity LauncherなどでVoLTE通話のチェックボックスを表示させる
- *#558# をダイヤルする
- Quality verification test → development → Debugging 5G portをオン
- QPSTをインストールし、PDCで設定
という手順でVoLTEを強制的に有効化する手法がありました。
ただ、OriginOSになってからは上記の方法ではVoLTEのチェックボックスが出せなくなってしまいました。
新しく発見した方法では「SIMを差し替える度にネットワーク設定の初期化が必要」というデメリットはあるものの、ひとまずはVoLTE通話ができるようになりました。
この手法は今のところOriginOS for iQOOを搭載したiQOO Neo5でのみ利用できるようで、vivo X60 Pro+等他の機種では利用できないようです。
iQOO Neo5でVoLTEを有効化する方法
まず、Activity Launcherをインストールして「MBN Test」を探します。
3つある内の一番上 (~MbnFileActivate)を押してください。
するとこのようにMBNを選ぶ画面が表示されます。
一覧から「Volte_Commercial-Vodafone」を探してチェックを入れ、「Activate」を押して「Confirm」を押してください。
キャリアによって挙動が異なるようなので、「Volte_Commercial-Vodafone」で駄目なら「VoLTE-CU」「Italy-VoLTE-Vodafone」なども試してみてください。
これがPDCでの操作にあたるもので、もうPCに接続して設定する必要はありません。
再起動が完了したら、システムの設定→バックアップとリセット→ネットワーク設定をリセットを押してください。
ここでリセットした後、SIMの設定を開いてAPN設定をすればVoLTEが利用できるようになります。
APN設定後もVoLTEアイコンが出なければ、機内モードにして数秒後にオンにし直してみてください。
Y! mobileにてVoLTE通話できることを確認しました。
残念ながら楽天モバイルではVoLTEを有効にできないようで、楽天回線エリアで何度か試してみましたがVoLTEアイコンは付かず通話もできませんでした。
*#*#4636#*#*のメニューで携帯電話情報を開き、NR/LTEモードにすれば楽天エリアでデータ通信することはできます。
SIMを差し替えるとVoLTEのチェックが外れるのと同じ挙動になるようで、もう一度「ネットワーク設定をリセット」をすればVoLTE通話できるようになります。
VoLTEを有効に使用とする度にWi-FIやBluetoothの設定まで消されてしまうのが厄介ですが、ひとまずはOriginOSでもVoLTEが使えるようになって一安心です。