北米版を含むGalaxy Tab S7 / S7+にAndroid 11アップデートが配信開始されました。
One UI 3.1に刷新
Android 10搭載のGalaxy Tab S7 / S7+ 北米Wi-Fi版に、Android 11 / One UI 3.1アップデートが配信開始されました。Galaxy Sシリーズよりも早くOne UI 3.1が降ってくるとは…。
Galaxy Tab S7には26日から配信開始されていましたが、Tab S7+での配信開始は29日でした。
変更点は多岐にわたっていますが、簡単に言えば「見た目を変えました」というのがメインです。
Galaxy Tab S7 / S7+で役に立つ新機能の一つに、「Galaxy Tab S7 / S7+をWindows PCのサブディスプレイにする」機能があります。
高解像度なディスプレイを使えることでマルチタスクが捗りますし、「ポータブルモニターを買うほどではないけれど、サブモニターが欲しかった」という人には良い機能追加だと思います。
ディスプレイは拡張 (2つめのディスプレイとして使う)、複製 (同じ画面を映す) のどちらにも設定できます。
使用するにはWindows バージョン2004以降のPCが必要です。まず設定→アプリ→アプリと機能→オプション機能で「ワイヤレス ディスプレイ」をインストールします。
Galaxy Tab S7 / S7+のクイック設定を開くと「2番目の画面」のタイルが追加されるので押して、アップデートをインストールしてください。
「2番目の画面」をONにしてからPC側でWindowsキーとK キーを押すとワイヤレス機器のリストにTab S7 / S7+が出てくるので接続すると、Tab S7 / S7+をサブモニターとして使えるようになります。
後は通常通り「表示」で複製・拡張と好きなモードに変えられます。
ただ、サブディスプレイ化したときは解像度1920×1080・60Hzに制限される上に筆圧検知には対応していないようなので、ペンタブとして使いたい時はSuperDisplayなどのバーチャルディスプレイアプリを使ったほうが良さそうです。
Galaxy純正機能の実態はただのMiracastなので、有線で使いたい場合もサードパーティー製アプリを使うしかありません。
せめて今後のアップデートでフル機能が使えるようになれば良いのですが…。
GPUWatchとしてFPSモニターやドライバ情報のオーバーレイ表示も追加され、ゲームがどれぐらい安定して動いているか分かりやすくなりました。
これまではGalaxy Sシリーズなど一部端末しか使えませんでしたが、One UI 3.1・Android 11からは全てのGalaxy端末で使えるようになっています。
これまでよりもより正確にFPSの遷移が見られます。
手動で最高設定にした状態のWorld of Tanks Blitzでもこの通り120FPSに張り付いており、砲撃を受けて負けたタイミングで少し低くなっている程度です。
ジェスチャー操作は「ダブルタップして画面をOFF」が追加されています。通知が来たときロック画面で読んだ後に画面を消したい、という時にわざわざ電源ボタンを押さなくても済みます。
また、One UI 3.1になったことでGalaxy Buds Proで360°オーディオも利用できるようになっています。
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