AfterShokz OpenComm骨伝導ヘッドセットをいただきました。
ブームマイク搭載で約33g
新型コロナウイルス対策として広まったテレワーク・リモートワーク。
気が緩んできた人が多いため採用を取りやめた企業も増えているようですが、私は続行中です。家にこもりっぱなしなので久々に出歩いたら筋肉痛になりました…。
さて、テレワークといえばオンライン・ウェブ会議がつきものです。
普通のイヤホンだと「長時間付けっぱなしだと耳が痛くなる」「高いイヤホンなのにマイクがポンコツでノイズまみれ」「チャイムや話し声など周囲の声が聞こえない」といった問題が起きてしまいがちですが、今回レビューするAfterShokz OpenComm骨伝導ヘッドセットなら全部解決できます。
- ノイズキャンセリング・ブームマイク搭載
- 33gの軽量ボディ
- 耳を塞がず、長時間装着も快適
- 16時間の電池持ち
- 5分充電で2時間使える急速充電
- 2台同時ペアリング
- NFCでお手軽ペアリング
- 安心な2年保証
- 独自のマグネット充電ケーブル
AfterShokz OpenComm | |
---|---|
品番 | ASC100 |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC |
防水・防塵 | IP55 |
重さ | 33g |
バッテリー | 170mAh 連続再生 約16時間 スタンバイ 約14日間 |
AfterShokz OpenComm (アフターショック オープンコム) には保護ケースが付属しています。
保護ケースの中には充電用マグネットケーブルと2年保証のシートが入っています。ポケット付きで使いやすいです。
軽量33g
AfterShokz OpenCommの重量はなんと33gと軽めです。
Qualcomm QCC3024チップとPremiumPitch™ 2.0技術を搭載しており、きれいな音でありながらも振動を感じさせない作りになっています。
さすがに大音量 (マックス近く) にすると振動しているのが分かりますが、一般的な使い方の範囲なら違和感や気持ち悪さは全くありません。
Bluetooth 5.0搭載で、接続は途切れにくく3部屋ほど跨いでも問題なく聞こえました。テレワーク中にトイレやキッチンに行ってもすぐ応答できます。
イヤホンだと痛みがあったり最悪外耳炎になったりとリスクがありますが、耳を塞がないAfterShokz OpenCommなら何の心配もありません。
耳を塞がないおかげで周囲の音を聞きやすいので、チャイムが鳴ったときや雨が降ってきたときなども気付きやすいです。
ブームマイクが付いている分OpenMoveなどに比べると少し重たくなっていますが、耳への負担は感じません。
約8時間付けっぱなしでテレワークしていますが、痛みもなく付けているのを忘れそうになるぐらいです。
ブームマイクは好きな位置に上げ下げできるようになっており、DSPノイズキャンセリング対応のため通常のマイクよりもバックグラウンドノイズが低減され、騒がしい場所でも声をクリアに届けやすくなります。
メガネを付けていても全く問題なく装着できます。出社したときにはメガネ + マスク + OpenCommという組み合わせになりましたが、全く問題ありませんでした。
従来型だとニット帽を被ったときにマイクが覆われてしまう、ということもありましたが、AfterShokz OpenCommならマイクだけ出しておけるので寒い場所でも使いやすいです。
実際にAfterShokz OpenCommとOpenMoveで録音してみました。周囲があまり騒がしくないので違いが分かりにくいですが…。
IP55 & 16時間の電池持ち
AfterShokz OpenCommはAfterShokzの過去の製品と比べてもかなりの電池持ちに進化しており、なんと一回の充電で16時間も連続使用できます。
OpenMoveだと6時間の電池持ちなので仕事が終わる頃にはバッテリーがぎりぎり、という状態でしたがOpenCommならまだまだ余裕です。
しかも急速充電に対応しているため、5分充電するだけでも約2時間通話できます。これなら充電し忘れたときも安心です。
満充電にかかるのは1時間だけです。Aeropexなどだと2時間かかりますし、これは良いですね。
【2022/06追記】半年間毎日使い続けましたが、半年経ってバッテリーが充電されなくなりました。
充電は独自のマグネットケーブルで行うため、OpenMoveのようにUSB Type-Cケーブルで統一することができないのが少し残念ですが、フタの開け閉めがない分IP55の防水防塵性能が長持ちしそうです。
充電端子の部分は濡れているとアラートが鳴るようになっています。
NFCペアリング、マルチポイント対応
AfterShokz OpenCommはスマホともペアリングしやすいよう、Bluetoothに加えてNFCでペアリングすることもできるようになっています。
Bluetoothだとボタンを長押ししてペアリングを許可して…と煩雑ですが、NFCなら近づけるだけで済むので楽ちんです。
また、2台同時にペアリングできる「マルチポイント」にも対応しています。
マルチポイント機能は
- 音量+ボタンを長押しし続ける
- 電源が入り、「ペアリングモードです」とアナウンスされたら音量+ボタンから指を離さず、マルチボタンを長押しする
- マルチポイントモードに入る
- ペアリングする
という手順で使えます。
ノートパソコンとスマホ両方で切り替えて使いたい、という時に便利です。
ちなみにNFCロゴのある裏側に技適マークがあります。マルチボタンを含め全てのボタンが右側に集まっているのですっきりしています。
タッチ式ではなくボタンになっているおかげで、手ぶくろをしたままでも受話やミュートなどがしやすいです。
まとめ
- ノイズキャンセリング・ブームマイク搭載
- 33gの軽量ボディ
- 耳を塞がず、長時間装着も快適
- 16時間の電池持ち
- 5分充電で2時間使える急速充電
- 2台同時ペアリング
- NFCでお手軽ペアリング
- 安心な2年保証
- 独自のマグネット充電ケーブル
AfterShokz OpenCommはこれまでの骨伝導ヘッドホンの中でもトップクラスの性能を誇っており、テレワークはもちろんランニングやサイクリング時に付ける用途でも活躍できると思います。
負担にならない程度の重量差なのに16時間という驚異のバッテリー持ちに進化し、ノイズを拾いにくいブームマイクを搭載しているおかげでビデオ会議もさらに快適になったので、届いてからはずっとOpenCommを付けてテレワークをしています。
USB Type-Cではないので独自ケーブルが1本増えてしまう、というのがデメリットですが、5分充電で2時間使える急速充電という恩恵があるためそこまで気になりません。
AfterShokz OpenCommは2020/12/14現在公式サイトでは準備中ですが、楽天市場やAmazonにて19,998円で購入できます。
しっかりしている分お値段も少し高いですが、骨伝導ヘッドホンを買うならOpenCommを買っておけば間違いありません。