SOUNDPEATS TrueCapsule2 完全ワイヤレスイヤホンをいただきました。
格安なのにQCC3020搭載でIPX6防水
SOUNDPEATS TrueCapsule2は4,000円台という格安さでありつつも、Qualcomm製QCC3020を搭載しイヤホン単体で8時間の連続再生とTWS Plusでの低遅延を両立した完全ワイヤレスイヤホンです。
- TWS Plus対応機器なら低遅延
- USB Type-C充電
- 最大40時間のバッテリー
- IPX6防水
- 着脱検知あり
- 着脱検知がオフに出来ない
充電用のUSB Type-A to Type-Cケーブルが付属しています。
イヤホンのケースはマットブラックで、指紋はあまり目立ちません。
前面と上面にSOUNDPEATSのロゴがある以外は何も書かれていない、すっきりとしたデザインです。
イヤーピースはMサイズが最初から装着されており、他にS・Lサイズが付属しています。
最大40時間のバッテリー
USB Type-Cポートでの充電は「5V/1A以上の充電器を使わないでください」とは書かれていますが、ちゃんとUSB Type-C規格を守っている充電器なら何でも使えます。おそらく黎明期によくあった、充電先の機器を確認せず電流を流す違反品を想定しているのでしょう。
USB Type-C to Type-Cケーブルでも充電できるため、最近のAndroidスマホならケーブル・充電器を使い回せます。
イヤホン単体で約8時間、ケースで充電すると最大約40時間の音楽再生が可能です。
軽量コンパクトなケース
ケースはマグネットタイプで、逆さにして振っても不意に開きません。
装着時の向きとケースに入れる向きが違う、というのに若干違和感がありますが、高機能にしつつコストを抑えるにはこうしないといけなかったのでしょう。
充電時はケース前面のLEDインジケーターが光ります。
重さはイヤホンを入れた状態で53.5gと軽量で、サイズもコンパクトなので持ち運びの邪魔になりません。
着脱検知が便利…だが誤作動も
イヤホンにあるSOUNDPEATSロゴを押すと、再生のコントロールや音量調整ができます。
格安な完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しく「着脱検知」に対応しており、イヤホンを耳から外したときに再生を一時停止、付け直したら再開するようになっています。
話しかけられたときなどにいちいちスマホを触らなくても一時停止できるので便利なのですが、センサーを覆っている状態だと耳に入れている状態だと判定されてしまうので、たまに誤作動して再生が再開されてしまいます。
センサーを覆わないよう注意が必要です。
センサーは内側にあります。
IPX6の防水性能で、スポーツ・ジョギングなどで水に濡れても問題ありません。
マイクはロゴ下とスティックの底部分の2箇所に付いており口元に近いため、他の完全ワイヤレスイヤホンに比べると声を拾いやすい配置になっています。
テレワーク等でビデオ通話することが多い場合には便利です。
TWS Plusで遅延無し
SOUNDPEATS TrueCapsule2はQualcomm QCC3020を搭載しているため、高音質と低遅延を両立できる「TWS Plus」技術に対応しています。
最近のハイエンドスマホなら大抵対応しています。OnePlus 8Tで動作を確認しました。
TWS Plusでは左右のイヤホンに同時に再生データを送信するため、従来型の完全ワイヤレスイヤホンよりも遅延や音飛びがかなり少なくなり、左右のイヤホンのバッテリー消費の偏りも小さくなります。
実際にYouTubeでいくつか動画を見てみましたが、口の動きと音声に違和感がありませんでした。
TWS PlusのほかaptXにも対応しているため、TWS Plus非対応機器でも高音質にはなります。
SOUNDPEATS TrueCapsule2はどちらかといえば低音寄りですが、格安イヤホンにありがちな「とりあえず低音マシマシ」ではなくバランスの良い味付けがされているため音がこもったようになることはなく、低音が強いながらも中～高音もしっかり綺麗に鳴らしてくれます。
あまり聞き疲れしないため、通勤・通学時などに良いと思います。
- TWS Plus対応機器なら低遅延
- USB Type-C充電
- 最大40時間のバッテリー
- IPX6防水
- 着脱検知あり
- 着脱検知がオフに出来ない
SOUNDPEATS TrueCapsule2は2020/11/22現在Amazonにて通常価格4,980円で販売されています 。