骨伝導ヘッドホンAfterShokz OpenMoveをいただきました。
上位版の性能を継承しつつお手頃に
- BT5.0、QCC3024など上位版を継承
- 高性能でも1万円切り
- 6時間以上の電池持ち
- USB Type-C充電
- IP55防水防塵
- 耳を塞がず快適な装着感
- ノイキャン付きマイクで明瞭な音声
- 2台までマルチペアリング対応
- USB-Cポートのフタを開ける手間がある
AfterShokzの骨伝導ヘッドホンは業界でも随一の高品質・パフォーマンスで有名ですが、さまざまな独自技術やハイエンドチップを搭載している分、価格がどうしても高くなることがハードルになっていました。
今回登場したAfterShokz OpenMoveは、チップや骨伝導技術など必要な部分は上位モデルから継承しつつ、適度にそぎ落とすことで高性能なのに1万円切りというお手頃価格に仕上がっています。
数千円のなんちゃって中華骨伝導ヘッドホンを買って失敗する人が多いですが、AfterShokz OpenMoveなら満足できること間違いなしです。
AfterShokz OpenMove | |
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品番 | AS660 |
Bluetooth | 5.0 |
対応コーデック | SBC |
防水・防塵 | IP55 |
重さ | 29g |
バッテリー | 135mAh 連続再生 約6時間 スタンバイ 約10日間 |
上位版との違いは?
AfterShokz Aeropexやテレビ用 AS801と比べると、
- Qualcomm QCC3024チップを採用
- Bluetooth 5.0
- 最大通信距離 10m
- PremiumPitch 2.0 骨伝導技術を採用
といった部分は変更されておらず、
- IP67 → IP55
- バッテリーは145 mAh → 135 mAh
- マグネット充電 → USB Type-C
- 重さ26g → 29g
といったような変更があります。
[sc_Linkcard url=”https://androplus.org/Entry/14600/”] [sc_Linkcard url=”https://androplus.org/Entry/11929/”]防水防塵は普段使いならIP55で十分防汗できますし、バッテリーはAfterShokz OpenMoveでも約6時間以上使えるので問題ないでしょう。
逆にOpenMoveはUSB Type-Cとなったことで、わざわざ独自のマグネットケーブルを用意しなくても済むようになり、より便利になりました。
また、ヘッド部分はクロスさせるタイプではなく、マグネットで内側がくっつくようになっています。クロスさせると一方が浮いてしまうので、OpenMoveのほうが置いているときの見た目が綺麗です。
豪華な付属品は変わらず
AfterShokz OpenMoveにはキャリングポーチ、USB Type-A to Type-C充電ケーブル、イヤープラグ(耳栓)、取扱説明書が付属しています。
1万円切りのモデルだからといって付属品をケチらないのは良いですね。
耳栓を付けると低音もよりはっきり聞こえやすくなります。ただ骨伝導ヘッドホンの最大のメリットは「音楽などを聞きつつ周囲の音も聞こえる」ことだと思うので、耳栓を付ける場面はほぼ無いのではないかと思います。飛行機内で付けたまま仮眠する際などには便利かもしれません。
長時間付けても疲れにくい
テレワークで長時間イヤホンを付けていると耳が痛くなったり、最悪中耳炎や外耳炎になったりするリスクもあります。
その点、骨伝導ヘッドホンOpenMoveなら耳にイヤホンを入れずに「耳にのせる」ような使い方になるため、長時間装着していても耳が痛くなりにくいです。
OpenMoveは装着感が良く、頭を下げたり首を振ったりしてもずれ落ちることがないので、動きながら何か聞きたいという時にも便利です。
QCC3024とBluetooth 5.0のおかげで接続が安定しており、3部屋離れても問題なく聞こえました。
メガネをかけていても問題なく装着できます。
耳を覆わないため周囲の音も聞こえるので、テレワーク中に来客があった際や家族に話しかけられた際などに聞き逃す心配がありません。
外でランニングしているときや自転車に乗っているときに音楽やナビを聞きたい、という場合にも役立ちます。
骨伝導ヘッドホンだと構造上音漏れしやすくなってしまうものですが、OpenMoveだと静かな場所で近くまで寄ったら聞こえる程度に抑えられています。
PremiumPitch 2.0技術のおかげで不快な振動はありません。音量を最大まで上げるとさすがに大きく振動してきますが、通常の音量では問題ありません。
ノイズキャンセリング機能付きのマイクがあるため、通話やビデオ会議などでもクリアな音声で伝えられます。
重さは29.2gで、上位版のAeropexとほぼ変わらず軽量です。
右側に電源ボタンを兼ねた音量プラスキーと音量マイナスキー、USB Type-Cポートがあります。
テレワークに特化したイコライザー機能が搭載されており、音量プラス・マイナスを同時に3秒ほど押すと
- スタンダードモード
- オーディオブックやポッドキャスト、電話会議に最適なボーカルモード
- 航空機内などで耳栓をした際に最適なイヤプラグモード
の3つのモードを切り替えられます。
電源オン時やイコライザー変更時のアナウンスは日本語に対応しています。
2台までのマルチペアリング対応で、一度ペアリングすれば繋ぎたい機器で「接続」するだけで切り替えられます。
もう片方には仕様や技適マークが書かれています。
USB-C充電、6時間以上の電池持ち
USB Type-Cポートは防水のためのフタが付いています。
マグネット充電に比べると、充電の度にフタを開けないといけないという手間はあります。スマホのようにフタなしで防水になれば完璧なのですが、今後の製品開発に期待です。
5V/0.14A程度で充電されており、USB Type-C to Type-Cケーブルでも問題なく充電できました。
最近のUSB Type-Cポート搭載スマホなら他の機器へ給電できるものが多いので、モバイルバッテリーを使わずともスマホから充電してしまうこともできます。
公式な仕様だと約6時間以上の電池持ちですが、実際にテレワークで使ったところ8:30~17:45 (休憩1時間) の約8時間ずっと使えました。
バッテリー残量を確認してみると「残りわずかです」となっていました。
連絡用にGoogle Meetやバーチャルオフィスツールは開きっぱなしにしていましたが、一日中ずっと音声通話や会議しているというわけではないので、音を鳴らしている時間が少なければ6時間以上余裕で使えるようです。
- BT5.0、QCC3024など上位版を継承
- 6時間以上の電池持ち
- USB Type-C充電
- IP55防水防塵
- 耳を塞がず快適な装着感
- ノイキャン付きマイクで明瞭な音声
- 2台までマルチペアリング対応
- USB-Cポートのフタを開ける手間がある
耳を塞がないため長時間の使用でも耳が痛くなりにくいですし、ケーブルがあるイヤホンと違って多少動いても引っかかったり外れたりすることがなく、装着感は快適です。
ノイキャン付きマイクのおかげでビデオ通話で相手が聞き取りやすくなるので、自分にも相手にも良いことずくめです。
音質面でもAeropexと変わらないクリアさなので、Aeropexだと手が出せなかったけれどコスパの良い骨伝導ヘッドホンが欲しい、という方にAftershokz OpenMoveはおすすめです。
2020/09/26現在、Aftershokz直販サイトなどでは税込9,999円で販売されています。eイヤホン楽天市場店など一部サイトでは9,990円+ポイント還元で販売されています。