Xiaomi Japanが国内版Mi 11 Lite 5Gを発表しました。
超軽量ボディにFeliCa搭載
これまでのXiaomiのFeliCa・おサイフケータイ搭載機種としてはRedmi Note 9Tがありますが、性能が低くサブスマホ止まりにしかなりませんでした。
今回発表されたXiaomi Mi 11 Lite 5Gは税込43,800円と安価ながらも、Snapdragon 780にUFS 2.2ストレージ、90Hz AMOLEDディスプレイとまともなスペックでFeliCa・おサイフケータイが使える5Gスマートフォンに仕上がっています。
Mi 11 Lite 5Gは5nmプロセスのSnapdragon 780Gを搭載しており、競合となるOPPO Reno5 AのSnapdragon 765Gよりも高い性能を誇っています。
日本版は6GB+128GBメモリのみ発売され、メモリはLPDDR4x、ストレージはUFS 2.2です。
グローバル版では8GBメモリも選べたので、選択肢が削られているのは少し残念です。
カメラは64MP + 8MP (超広角) + 5MP (テレマクロ) です。
グローバル版では厚み6.81mm、重さ159gとなっており、FeliCaを搭載したにもかかわらずグローバル版と変わらない軽量・薄型のままとなっています。
「生意気なディスプレイ」と評された6.55インチ FHD+のAMOLEDディスプレイを搭載しており、ここでもLCDのOPPO Reno5 Aを引き離すスペックとなっています。
リフレッシュレートも90Hzに対応し、滑らかな表示が可能です。
格安な機種だとガラスがダウングレードされることも多いですが、Mi 11 Lite 5Gには頑丈なCorning® Gorilla® Glass 6が採用されています。
AMOLEDではあるものの、画面内指紋認証ではなくサイドのセンサーでの認証となっています。
バッテリーは4250mAhで、33W急速充電に対応しています。
OPPO Reno5 Aは4000mAhで18W充電までなので、Mi 11 Lite 5Gのほうが使い勝手が良さそうです。
Wi-Fi 6やBluetooth 5.2にも対応し、microSDカードスロットもあるなど最新規格と昔ながらの機能どちらも良いところ取りしています。
グローバル版では
- 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
- LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/28/32/66
- LTE TDD: 38/40/41
- 3G WCDMA:1/2/4/5/8
- 2G GSM:2/3/5/8
でしたが、国内版では
- 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
- LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- LTE TDD:38/40/41
- 3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- 2G GSM:2/3/5/8
と、Y! mobileやSoftBankといったSoftBank系の回線や楽天モバイルはもちろん、IIJmioなどdocomo回線などでも快適に使えるバンド構成となっています。
5G n79は非対応なので5Gバンドでは全てカバーしているわけではないですが、しばらくは4Gがメインになる状態が続くでしょうし問題は無いと思います。
Mi 11 Lite 5G 日本版はSIMフリーで、Amazonなどで販売されています。
私もPixel 3aからの乗り換えでシトラスイエローを買ったので、後日レビューしようと思います。