REDMAGIC 10 Airレビュー。フラット全画面で軽めになった防水防塵ゲーミングスマホ

REDMAGIC 10 Air

REDMAGIC 10 Airを貸し出していただきました。

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真の全画面スマホが防水防塵に

REDMAGIC 10 AirはSnapdragon 8 Gen 3を搭載したゲーミングスマホです。

画面内インカメラでパンチホールのないフルスクリーンスマホという特徴はそのままに、冷却ファン非搭載にすることでIP54防水防塵対応を実現しています。

6,000mAh容量のバッテリーを搭載し、重さは205gとREDMAGIC 10 Proなどと比べるとやや軽く、重量バランスも1:1になったため普段使いが快適になります。

公式サイトで購入する

REDMAGIC 10 Air
OS Android 15
RAM 12GB / 16GB LPDDR5X
ストレージ 256GB / 512GB UFS 4.0
SoC Snapdragon 8 Gen 3
ディスプレイ 6.8インチ
2,480 x 1,116
アスペクト比 20:9
120Hzリフレッシュレート
AMOLED
サイズ 164.3 × 76.6 × 7.85mm
重さ 205g
SIM nano SIM + nano SIM
リアカメラ 50MP (OIS / OMNIVISION OV50E)
+ 50MP (超広角 OMNIVISION OV50D)
フロントカメラ 16MP (OMNIVISION OV16E)
バッテリー 6,000mAh
USB端子 USB Type-C (USB 2.0)

REDMAGIC 10 Air

説明書、保護ケースや充電ケーブル、充電器などが付属しています。

ケースは相変わらず側面が全く保護されていないタイプです。冷却ファンがあるからあえて保護していない、というわけではなかったのですね…。

保護フィルムは最初から貼り付けられています。

付属品

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ディスプレイ:完全なるフラット

REDMAGIC 10 Proは6.8インチ2,480 x 1,116解像度のディスプレイを搭載しています。

フラットで角丸が最小限に抑えられており、画面下カメラを採用することでノッチやパンチホールのない完全なフルスクリーンスマホに仕上がっています。

2,160HzのPWM調光を搭載しているため、目に優しく、疲れにくい表示をしてくれます。

フラットディスプレイ

配列はダイヤモンドピクセルです。

配列

明るさ自動調整オンでの全白画像表示時に輝度をLX-1336Bで計測すると、最大1019nitに達しました。

日中の屋外でも見やすいです。

明るさ

nitとは?

明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。

屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。

ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。

リフレッシュレートは120Hz対応です。

タッチサンプリングレートをゲームモードにてTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均880Hz程度でした。

タッチサンプリングレート

タッチサンプリングレートとは?

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。

この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。

ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。

目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら大きめで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は合計36.2msでした。

WALT

タッチ遅延とは?

画面をタッチしたときに反応してくれるまでの時間です。

この数値が小さいほど、素早く反応するということです。

ゲーミングスマホでは25msほど、通常のスマホでは30~40ms前半が一般的です。

背面:出っ張りはあるが重量バランスは良し

REDMAGIC 10 Airの背面はマット加工されたアンチグレアガラスでさらっとしていて、指紋汚れなどが付きにくいです。

横持ち時に1:1となる重量バランスになっており、薄型軽量化されたこともあって持ちやすいです。

冷却ファンが非搭載になった一方、IP54防水防塵対応になり多少の水濡れは問題なくなりました。

おサイフケータイには非対応で、NFC Type-A/Bのみ対応です。普段使い向きなREDMAGIC 10 Airこそ対応するべきだったと思いますが、今後の後継機で対応されることに期待です。

REDMAGIC 10 Air

残念ながらProとは異なりカメラは出っ張っています。

REDMAGIC 10 Proでは厚み8.9mmだったのがREDMAGIC 10 Airでは7.85mmになっていますし、薄型軽量化のためには仕方がないのでしょうね…。

出っ張り

重さは208gです。

軽量化しつつもバッテリー容量は6,000mAhと十分大容量なままです。

重さ

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カメラ:やや彩度高め

REDMAGIC 10 Airは50MP (OIS / OMNIVISION OV50E)と50MP (超広角 OMNIVISION OV50D) のデュアルカメラを搭載しています。

REDMAGIC 10 Air

実際の色に比べるとやや彩度が高めで、青っぽくなることがありました。

日中の撮影であれば、ゲーミング特化のスマホとはいえ十分綺麗に撮影できます。

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スピーカー:音量を上げると振動する

REDMAGIC 10 Airはステレオスピーカー搭載です。

ボーカルが目立ちやすく低音はやや弱めですが、音量を上げると特に低音が強い場面で背面が振動してしまいます。

しばらく聴いていると指がしびれるように感じるため、音楽を聴きたいときはイヤホンを使った方が良さそうです。

スピーカー

上部にはProと違ってイヤホンジャックはなく、赤外線ポートがあるだけです。

ポート

Bluetooth Codec Changerで対応コーデックを確認するとAAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / LDAC / LHDCに対応していました。

Bluetooth

ポート:バイパス給電対応

REDMAGIC 10 Airは6,000mAh容量のバッテリーを搭載し、80W急速充電に対応しています。

充電分離 (バイパス充電) に対応しているため、バッテリーを充電せずに電力供給ができます。

USB 2.0のためモニターへの映像出力はできません。

スピーカー

電源ボタンや音量ボタンは右側面にあります。

左右にあるのはショルダートリガーで、それぞれタップなどの動作を割り当てられます。

画面を触ることなくアクションを起こせるので素早い操作ができますし、手で画面が覆われて見にくくなることもありません。

ボタンゲームモードを起動するためのスイッチはボタンに変更されています。

設定でカメラやライトを起動させたりサイレントモードにしたりするよう変更できます。

スイッチ

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性能:高めの性能

REDMAGIC 10 AirはSnapdragon 8 Gen 3やRedCore R3ゲーミングチップを搭載しており、原神や崩壊:スターレイル、ゼンレスゾーンゼロ、鳴潮といったゲームでは120FPSフレーム補間でゲームを楽しむこともできます。

 

Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア2271・マルチコア7095、通常版でシングルコア2281・マルチコア7152でした。

パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。

SoC

パッケージ名偽装の必要性

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。

通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。

メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。

そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。

こちらの記事で詳しく解説しています。

Geekbenchのスコアとは?

背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。

ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア5158→3463でした。

3DMark

3DMarkのスコアとは?

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。

スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。

あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、人気ゲームがほぼVulkan APIを使っていないことを考えるとスコアはあまり役に立たず、GPU使用時の発熱具合の確認が主となります。

Vulkanで性能が出るならOpenGLでも高い性能だろう、発熱しやすいなら実ゲームではFPS維持が難しいだろうといった推測しかできません。

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア13317でした。

PCMark

PCMarkのスコアとは?

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

8000以上あれば十分です。

UFS 4.0ストレージと、LPDDR5Xメモリを搭載しています。

CPDT Benchmarkで計測した結果ではそこそこの速度でした。メモリコピーはトップクラスの速さです。

CPDT

ストレージ性能とは?

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。

ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。

CPUの使用率が高い原神をビヨンドモード・最高画質・60FPS設定・ナタ (ムアラニでスキルを使って道なりに移動) で30分プレイしてScene 8で計測すると、平均59.7FPSで1FPSあたり123.1mWの消費電力でした。

バッテリー温度は最大50℃程度まで上昇しました。

積極的に高いパフォーマンスを維持しようという調整になっており、冷却ファンがないこともあってかなり高温になってしまっています。

長時間プレイの際は外部クーラーを装着したほうが良さそうです。

原神

電力効率と平均FPSとは?

1FPSあたりの消費電力が低いほうが電力効率が良いと言えます。

電力効率が良いとバッテリー消費が少なく、悪いと消費が激しくなってしまいます。

ゲームで電力効率が悪いスマホは他のアプリでもバッテリー消費が大きい傾向にあるため、バッテリーの減りが早いと感じることが多いです。

 

平均FPS (フレームレート) は、どれほど滑らかな表示を維持できているかを示し、高いほど良いです。

(細かく言うと平均FPSが高く、なおかつ「ジャンク」というちらつきが少ないほど体感の滑らかさが良くなります)

GPUの使用率が高い崩壊:スターレイルをビヨンドモード・最高画質・ピノコニー「黄金の刻」で黄泉の秘技を連打して30分プレイすると平均40.4FPSでした。

バッテリー温度は56℃と恐ろしく高くなっています。

8 Gen 3世代ではまだGPUが弱めなため、画質を落とすなどして負荷を抑えたほうが良いと思います。

HSR

まとめ

放熱ファンやカメラの出っ張りなどを犠牲にすることで薄型軽量化とIP54防水防塵を実現した、普段使いのメインスマホとしての利便性が高められたゲーミングスマホです。

10 Proから引き継いだ放熱ファンありきのチューニングのままなのでゲーム時の発熱が凄いものの、逆に言えば外部クーラーさえあれば余計な熱制御に邪魔されず快適にプレイできるということでもあります。

普段は軽さと重量バランスのメリットを受けつつ、家では外部クーラーを装着してゲームを楽しむ、という使い方ができます。

 

REDMAGIC 10 Airは予約販売クーポンを使うと78,800円~で購入できます。

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