OPPO Pad Miniレビュー:綺麗なS-Stripe RGB OLED画面&軽量279gの8.8インチハイエンドタブレット

OPPO Pad Mini

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OPPO Pad Miniを購入しました。

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綺麗な8.8インチOLED搭載タブレット

OPPO Pad MiniはSnapdragon 8 Gen 5を搭載したハイエンドな小型タブレットです。

8.8インチOLEDディスプレイを搭載することで競合であるLenovo Legion Y700 Gen 5などよりも綺麗で鮮やかな表示が可能となり、8000mAhバッテリーながら重さ279g・厚み5.39mmとかなりの薄型軽量モデルに仕上がっています。

また、Wi-FiモデルではありますがColorOS搭載スマホとの連携により省電力な5GモバイルデータやGPS位置情報の共有ができます。

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このレビューは12GB+256GB版・OPD2515_16.0.7.210(CN01)で行っています。

  • 薄型軽量で持ち運びしやすい
  • 高い性能のSnapdragon 8 Gen 5
  • 原神の120FPSフレーム補間に対応
  • 144Hz対応の8.8インチ画面
  • S-Stripe RGB OLEDで綺麗な表示
  • バイパス充電対応8000mAhバッテリー
  • ColorOS連携でGPS位置情報に対応
  • 10万円近くの価格で非Elite
  • スピーカー音質は普通
  • タブレットなのにパンチホールあり
項目 OPPO Pad Mini (OPD2515)
OS Android 16 (ColorOS 16)
RAM 8GB / 12GB LPDDR5X
ストレージ 256GB / 512GB UFS 4.1
SoC Snapdragon 8 Gen 5
ディスプレイ 8.8インチ
2520 × 1680
アスペクト比 3:2
144Hzリフレッシュレート
OLED
サイズ 194.38 × 132.38 × 5.39mm
重さ 279g
SIM
リアカメラ 13MP
フロントカメラ 8MP
バッテリー 8000mAh
USB端子 USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)

OPPO Pad Mini

説明書、充電ケーブル、充電器が付属しています。

100V地域でも67W急速充電できるタイプの充電器です。

保護フィルムは貼り付けられておらず、ケースも付属していません。

付属品

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ディスプレイ:RGB Sストライプをサプライズ採用

OPPO Pad Miniは8.8インチ・2520 × 1680解像度のディスプレイを搭載しています。

ディスプレイ

ダイヤモンドピクセルではなくS-Stripe RGB配列を採用していることもあり、LCDの他社タブレットよりも画面が綺麗で文字もくっきりとしています。

タブレットとして電子書籍・テキストを美しく読めることを重視して設計されているのは素晴らしいです。

持ちやすいサイズ感で、パンチホールカメラ採用によりベゼルが細くなっています。

すっきりした見た目になる代わりに、手で持った時に端が隠れたり触れたりしてしまいやすいというデメリットがあります。

OPPO Pad Mini

明るさは直射日光下で最大1063nit程度になり、十分見やすい明るさでした。

ただ消費電力は大きいようで、明るい状態がしばらく続くと画面が熱くなっていました。

明るさ

リフレッシュレートは最大144Hz対応です。

アプリごとに高リフレッシュレートを割り当てることも可能です。

リフレッシュレート

基本的には120Hzで動作し、ゲーム以外だとChromeなど一部のアプリだけ144Hzが解禁されています。

残念ながらXは120Hzまででした。

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、Movement Rateは平均240Hz程度でした。

タッチサンプリングレート

タッチサンプリングレートとは?

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。

この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。

ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。

目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミング端末なら5~6倍程度になることが多いです。

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は34.1msでした。

タッチ遅延とは?

画面をタッチしたときに反応してくれるまでの時間です。

この数値が小さいほど、素早く反応するということです。

ゲーミング端末では25msほど、通常の端末では30~40ms前半が一般的です。

Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。

DRM

スピーカー:音量はしっかり出る

OPPO Pad Miniはステレオスピーカー搭載です。

しっかりとした音量が出る一方、薄いボディのせいか振動がダイレクトに手に届くので、大きめの音量で長時間手に持ったまま使うと手がしびれます。

低音や高音はあまり目立たず、10万円近くするハイエンド帯の割には音質は普通です。

大型タブレットOPPO Pad 5 Pro・OnePlus Pad 4ではツイーター4基とウーファー4基のオクタスピーカーを採用していますし、OPPO Pad Miniでは音質よりも持ち運びのための薄さを重視した設計で力を入れないことにしたのでしょう。

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ORealityというサウンド効果に対応しており、スピーカー中はオフにできない仕様になっています。

カスタムに設定すればイコライザーで自由に調整できます。

WCD9378s搭載と普通です。

Bluetooth Codec Changerで対応コーデックを確認するとaptX Adaptive / LDAC / LHDC / aptX HD / aptX / AAC / SBCに対応していました。

LHDC 5.0のイヤホンであれば他社製でも問題なく使えます。

Bluetoothコーデック

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ポート:ColorOSスマホ連携でGPSも

OPPO Pad Miniは67W急速充電が可能で、55 W PPS充電にも対応しています。

充電をストップしたり遅らせたりといったバッテリー寿命を延ばすためのオプションも用意されています。

システムに電力を直接供給するバイパス充電も可能で、発熱を抑えられます。

OPPO Pad Miniの重さは278.9gです。

9,000mAhバッテリー搭載のLenovo Legion Tab Y700 Gen 5は360gとOPPO Pad Miniに比べ約81gもの差があり、持ち運びの際の負担軽減を重視するならOPPO Pad Miniの圧勝です。

重さ

USB 3.2 Gen 1対応のUSB Type-Cポートを搭載し、高速なデータ転送やモニターへの映像出力も可能です。

Wi-Fi 7 (802.11be) に対応しており、中国版のため6GHzでは接続できません。

リンク速度は2882Mbpsで、8 Elite Gen 5搭載であるLenovo Legion Y700 Gen 5の1441Mbpsを上回っていました。

近接センサーやジャイロスコープなどのセンサーを搭載しています。

センサー

事前にリークがあったセルラーモデルは登場しませんでしたが、ColorOS搭載スマホとの連携機能を使えば5Gモバイルデータ通信や通話、SMS、さらにはGPS位置情報までOPPO Pad Miniに共有して使えるようにできます。

テザリングよりも低消費電力で接続でき、OPPO Pad Mini自身がモバイルデータ通信や位置情報取得をしているような扱いになります。

グローバル版ColorOS搭載のOPPO Find N6と連携してみたところ、しっかり共有ができました。

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ミドルハイ以上のスマホだとA-GPSやマルチバンドのおかげで屋内でも位置情報取得ができたり高速に測位できたりするので、GPS内蔵の格安中華タブレットよりも使い勝手が良くなることがあります。

これで位置情報ゲームの大画面プレイが可能に…と思いきや、残念ながらPokemon GOについてはPlayストアの配信設定のせいで非対応扱いになり、インストールができなくされています。

OPPO Pad Mini自身が位置情報取得に対応しているわけではないので仕方がないとはいえ、インストール制限はもう少し緩くしてもらいたいですね…。

アプリやファイル、クリップボードなども共有できるため、OPPO / OnePlusスマホと一緒に使う場合には便利です。

電源ボタンと音量ボタンはiPad miniを意識しているのか側面の端に配置されています。

ロック解除方法は顔認証のみで、指紋認証には対応していません。

日本語については初期設定で選べるため、特段コマンド実行などは必要ありません。

APKMirrorなどでPlayストアのAPKをダウンロードしてインストールすればPlayストアを使えます。

クイック共有やロケーション履歴などは利用できません。

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性能:原神のフレーム補間に対応

OPPO Pad MiniはSnapdragon 8 Gen 5を搭載しています。

Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア1859・マルチコア7443、通常版でシングルコア2853・マルチコア9251でした。

パッケージ名判定での性能制御を行っているようです。

パッケージ名偽装の必要性

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。

通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。

メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。

そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。

こちらの記事で詳しく解説しています。

Geekbenchのスコアとは?

背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。

ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア5319→3871(安定度72.8%)でした。

3DMarkのスコアとは?

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。

スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。

あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、人気ゲームがほぼVulkan APIを使っていないことを考えるとスコアはあまり役に立たず、GPU使用時の発熱具合の確認が主となります。

Vulkanで性能が出るならOpenGLでも高い性能だろう、発熱しやすいなら実ゲームではFPS維持が難しいだろうといった推測しかできません。

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア14158でした。

PCMarkのスコアとは?

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

8000以上あれば十分です。

UFS 4.1ストレージ、LPDDR5Xメモリを搭載しています。

CPDT Benchmarkで計測した結果では特にライト性能でトップクラスの速度でした。

ストレージ性能とは?

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。

ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。

CPUの使用率が高い原神をパフォーマンスモード・すべての画質オプションを最高に設定・60FPS設定にした状態で30分プレイしてSceneで計測すると、平均59.6FPSで1FPSあたり95.13mWの消費電力でした。

バッテリー温度は最大39.3℃程度まで上昇しました。

原神は最適化されているようで消費電力が小さくなっており、安定したフレームレートです。

原神

電力効率と平均FPSとは?

1FPSあたりの消費電力が低いほうが電力効率が良いと言えます。

電力効率が良いとバッテリー消費が少なく、悪いと消費が激しくなってしまいます。

ゲームで電力効率が悪い端末は他のアプリでもバッテリー消費が大きい傾向にあるため、バッテリーの減りが早いと感じることが多いです。

 

平均FPS (フレームレート) は、どれほど滑らかな表示を維持できているかを示し、高いほど良いです。

(細かく言うと平均FPSが高く、なおかつ「ジャンク」というちらつきが少ないほど体感の滑らかさが良くなります)

GPUの使用率が高い崩壊:スターレイルをパフォーマンスモード・画質オプションすべて最高設定・60FPS設定で30分プレイすると平均54.1FPSで1FPSあたり124.21mWの消費電力、バッテリー温度は最大41.9℃程度でした。

15分ほどで45FPSに制限されてしまい、バッテリー消費も発熱も大きめという結果です。

崩壊:スターレイル

原神ではハイパーフレームレート (フレーム補間) とハイパー解像度 (アップスケーリング) が利用できるようになっており、120FPSの滑らかな表示でプレイができます。

崩壊:スターレイルなど他ゲームではフレーム補間は90FPSまででした。

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まとめ

  • 薄型軽量で持ち運びしやすい
  • 高い性能のSnapdragon 8 Gen 5
  • 原神の120FPSフレーム補間に対応
  • 144Hz対応の8.8インチ画面
  • S-Stripe RGB OLEDで綺麗な表示
  • バイパス充電対応8000mAhバッテリー
  • ColorOS連携でGPS位置情報に対応
  • 10万円近くの価格で非Elite
  • スピーカー音質は普通
  • タブレットなのにパンチホールあり

OPPO Pad Miniは綺麗な有機ELディスプレイにSnapdragon 8 Gen 5を搭載したパワフルな小型タブレットで、重さ279g・厚み5.39mmという薄型軽量さで外出時などに持ち運ぶ用途でも使いやすいです。

ColorOS搭載スマホがあればインターネットや位置情報も共有して使えますし、簡易的なナビとして使うこともできます。

 

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