CMFが2026年内に新型スマホを発売しないことを発表しました。
メモリ高騰が新機種展開にも影響
NothingのサブブランドであるCMFが、2026年内に新しいCMF Phoneを発売しないことを明らかにしました。
理由はメモリ価格の高騰。CMFらしい価格で「明確な進化」を実現するのが難しくなったためです。
新型CMF Phoneは年内見送り
NothingのAkis Evangelidis氏の投稿によると、CMF Phone 2 Proの後継機は開発が進められていましたが、現在のメモリ価格では価格と性能を両立できないと判断したとのこと。
結果として、年内の新型CMF Phoneの発売は見送られることになりました。
一方でCMFはスマホ以外の新製品や新カテゴリーの投入を予定しているとしており、ブランド自体の動きが止まるわけではありません。
また、Nothing本体としてはこの先もスマホの発表を予定しているとのことです。
原因はメモリ価格の高騰
今回の発売見送りの背景には、スマホ向けメモリの急激な値上がりがあります。
NothingのCarl Pei氏は、メモリが今やスマホで最も高価な部品になっていると指摘しています。
プロセッサーやディスプレイよりも高く、ハードウェア原価の半分以上を占めることもあるとのこと。
Nothing Phone (4a)では、開発を決めた時点から発売までの間にメモリコストが2倍になり、その後さらに2倍になったといいます。
Samsung・SKハイニックス・マイクロンといったメモリメーカーはAIデータセンター向けの高価格帯商品に注力しており、ストレージについては3社に加えキオクシアやSanDiskもAI向けに生産能力をとられているため、スマホ用に回る分が減って価格が跳ね上がっている状態です。
スマホ価格は今後も上昇へ
Carl Pei氏は、スマホの価格上昇は2027年にかけても続くとの見方を示しています。
またAkis Evangelidis氏は、もし今CMF Phone 2 Proを同じスペックで発売するなら4~5割程度高い値付けになるだろうと推測しています。
実際他社ではREDMAGIC 11S Proが前モデルからメモリ・ストレージ性能を落とした上で2万円の値上がりをしており、OPPO Reno15 Aでは2023年に市場投入されたSnapdragon 6 Gen 1を採用するという苦肉の策を講じたにもかかわらず、かつてのミドルハイクラスの価格である64,800円での発売となっています。
まとめ
コスパの高さで人気を集めてきたCMFが、メモリ高騰を理由に新型スマホの発売を見送るという異例の判断を下しました。
メモリ価格の上昇という大きな波は業界全体に広がっているため、格安スマホを狙っている方にとってはしばらく厳しい状況が続きそうです。
気になる機種があるなら、値上がりが進む前に検討しておくと良いでしょう。


