ALLDOCUBE iPlay 70 mini UltraにColorOSを焼いてしまえるEDLファームウェアが公開されていました。
中国版にすることでBLUも可能に
ALLDOCUBE iPlay 70 mini UltraはSnapdragon 7+ Gen 3を搭載した8.8インチタブレットです。
世界的にも珍しい高性能な8インチタブレットですが、残念ながら中国版だけBootloader Unlockが可能で、グローバル版では不可能でした。
ところが中国版のEDLファームウェアが公開されたことで、グローバル版に中国版ColorOSを焼いたりBootloader Unlockしたりできるようになりました。
CoolAPKに元の投稿があり、Googleドキュメントにて中国外でもダウンロードしやすいようまとめられています。
焼く方法は他メーカーのQPST・QFILを使って焼く方法と同じで、まずQPSTとドライバーのインストールが必要です。
インストールしてQFILを開いたら、ConfigurationでDevice TypeをUFSにしてReset After Downloadにチェックを入れ、Flat Buildにしてprog_firehose_ddr.elfとrawprogram_assemble.xml、patch0.xmlを選んでください。
ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultraの電源を切った後電源ボタンと音量ボタン上下の3つを同時に長押ししてALLDOCUBEロゴが一瞬表示されたときに手を離してUSB接続することでEDLへと入れます。
Downloadを押すと焼けます。
移植されたColorOSはOnePlus Pad ProベースのAndroid 15で、Wi-FiやBluetoothなど基本的な機能はすべて動作しています。
電荷制限やダブルタップで画面オンは動かず、明るさ自動調整は感度が微妙なので修正が必要そうです。
Bootloader UnlockしていなくてもColorOSを起動できるようになっていて、中国版のABLになっているためBootloader Unlockも可能となります。
Bootloader Unlock目当てであればABLだけを焼いたほうが良いかもしれませんね。
ただ、Bootloader Unlockした場合は残念ながらWidevine L1は無効となります。
ColorOS 15搭載スマホを持っている場合は、Multi-Screen Connectの「通信の共有」を使うことで、スマホのGPS位置情報をALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra側でも使えるようになります。
「仮の現在地情報」ではなくALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra自身が位置情報を取得しているのと同じ状態になるので、位置情報ゲームも問題なくプレイできます。(Pokemon GOについてはPlay Integrityを突破する必要がありますが)
グローバル版ROMのバックアップはこちらにアップロードしています。(全パーティションなので焼くべきでないファイルも含んでいます)
ROM焼きして遊べる8.8インチタブレット、ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultraは4月10日(木)0時より数量限定で37,999円にて購入できます。